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中央本部
日韓プラットフォーム、オンラインセミナーを開催
【2025年10月16日】
「日韓和解と平和プラットフォーム(日韓プラットフォーム)」は10月16日、オンラインセミナーを開催した。
主催者あいさつ後、民族問題研究所の金英丸(キム・ヨンファン)対外協力室長が「歴史を問わない未来志向は可能だろうか-李在明(イ・ジェミョン)時代の日韓関係と私たち市民の課題-」と題し講演。
金室長は李政権の対日政策について「国益中心の外交政策を基調としており、日本に対しては『過去を直視しつつも未来に進む姿勢を持って対応する』としているものの、実際は強制動員問題の『第3者弁済』を維持し、『慰安婦合意』についても『(合意を)覆すのは望ましくない』として、歴史問題について日本政府の責任を追求しようとしていない」と批判。「韓日市民の力で追求していくことが必要だ」と強調した。
各問題についても言及。①強制動員問題の2018年大法院(最高裁)判決をきちんと履行させる②長生炭鉱の遺骨調査を韓日両政府主導で取り組む③靖国神社無断合祀問題の「ノー!合祀(ハプサ)」訴訟を支援することなどを課題として提起した。 金室長は今後に向けて「自民党の総裁に極右の高市早苗氏が就任した。このまま首相になれば、日本の右傾化はさらに進むだろう。一層の警戒が必要だ。韓日市民の力を合わせて日本社会にはびこる植民地主義を克服し、人権・平和の東アジアをつくっていこう」と語った。
※写真-報告する金英丸対外協力室長



