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「デマと差別を許さない街宣」全国で開催
【2025年10月17日】
「外国人や外国にルーツを持つ人々への差別的な言動や排外の動きが広がっている」として参院選直後に、弁護士や作家、音楽プロデューサーら12人が賛同を呼びかけた署名「国会議員はデマ・差別を止め、人権と憲法を守る義務を果たしてください!」に対する署名4万2586筆を各政党に伝達する記者会見が9月25日、国会内で開かれた。
その後、呼びかけ人の提起により10月17日から3日間、全国でデマ・差別を許さない行動が展開される中、17日には東京・新宿駅前で街頭宣伝「デマと差別が蔓延(まんえん)する社会を許しません」が行われた。
12人の呼びかけ人のうち弁護士の太田啓子、音楽プロデューサーの松尾潔、法政大学元総長の田中優子、元文部科学事務次官の前川喜平、東京大学教授の隠岐さや香、DJ・音楽プロデューサーの沖野修也氏があいさつした。田中氏は「デマは差別をつくるためにするもの」であり、前川氏は「官製ヘイトの典型的なものは、朝鮮学校に対する無償化適用排除」とそれぞれ指摘し、沖野氏は「こうして集まった姿を可視化することが大切。声をあげ続けよう」と訴えた。
ゲストのひとりとして登壇したノンフィクション作家の安田浩一さんは、関東大震災における朝鮮人・中国人虐殺にふれ「デマと差別は人を殺す。だから反対する」と強調した。
立憲民主党、日本共産党、れいわ新選組、社会民主党の国会議員が連帯あいさつした。
※写真-街宣で発言する松尾氏



