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モンダンヨンピル「在日同胞との同行」…宋委員長らが参加
【2025年06月27日】

朝鮮学校を支援する韓国の市民団体「モンダンヨンピル」(ちびた鉛筆)は6月27~28日、「2025 在日同胞との同行」を開催し、韓統連の宋世一(ソン・セイル)委員長と大阪本部の孫啓栄(ソン・ケヨン)副代表委員が招待を受け参加した。
27日夜にはモンダンヨンピルの事務所で「対談-祖国に向かって歩んできた道」を開催。俳優のクォン・ヘヒョ代表と映画監督の金明俊(キム・ミョンジュン)事務総長ら事務局メンバー、会員らが参加した。司会者の質問に答える形で宋、孫両氏は、写真や資料を交えながら、自身の生い立ちと家族の歴史から始め、日本の学校や社会での民族差別体験を語り、韓青活動を通じて育んだ民族意識を土台に、韓国の民主化運動と祖国統一運動に参与するようになった経緯を振り返った。また、故国訪問団と汎民族大会を通じて、初めて祖国(南北)を訪問した際の感動に言及しながら、内外の同胞と共に自主・民主・統一運動を粘り強く続ける重要性と決意を強調した。参加者との質疑応答はその後の交流会へ続いた。
28日は貸し切りバスを利用し「仁川・江華島紀行-わたしたちが共に歩む道」を開催。古刹の伝登寺、同島を外敵から守るために設置された史跡の要塞・広城堡などを見学し、同市の有形文化遺産である燕尾亭ではミニコンサートを楽しんだ。クォン代表はこの日の交流会で、今回の成功を成果として「さらに在日同胞との交流と連帯を深めよう」と2日間の行事を締めくくった。
※写真-「対談」参加者と記念撮影