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全国会議が春季集会を開催…良心囚の再審無罪を要求
【2025年06月12日】

「韓国良心囚を支援する会全国会議」(全国会議)は6月12日、都内で「2025年全国会議春季集会」を開催した。
渡辺一夫代表が主催者あいさつ。「先日、前代表の吉松繁先生の訃報に接した。吉松先生の献身的な活動で政治犯(良心囚)救出運動は全国規模に拡大することができた。大変つらい気持ちだが、先生の志を継ぎ運動を展開していきたい」と語った。
尾澤孝司氏が報告。現在の韓国良心囚の現状について「在日同胞良心囚の再審は少しずつ進んでいるが、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権下で国家保安法を使った弾圧が民主労総などに行われ、数名の活動家が不当逮捕、懲役刑を課されている。民衆の力によって政権交代がなされた今、すみやかに釈放し、名誉回復をしていかなくてはならない」と語った。また、韓国大統領選挙に対しては「李在明(イジェミョン)候補が圧倒的に勝利すると予想したが、大差はつかなかった。韓国社会の矛盾の根深さを感じる」として、今後の社会大改革に期待を寄せた。
元良心囚の金元重(キム・ウォンジュン)氏、「韓国オプティカルハイテック労組を支援する会」の大畑龍次氏がアピールした。
※写真-主催者あいさつする渡辺一夫代表