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韓統連・韓青が都内で宣伝活動…尹錫悦罷免を歓迎

【2025年04月04日】

韓統連と韓青は4月4日、東京のコリアタウン新大久保で「尹錫悦(ユン・ソンニョル)罷免歓迎! 社会大改革推進! 新大久保宣伝活動」を展開した。参加者は「尹錫悦罷免歓迎」「内乱勢力清算」「社会大改革推進」のプラカードを掲げ、罷免を知らせる宣伝ビラを通行人に配布した。

参加者からアピール。韓青中央本部の韓成祐(ハン・ソンウ)委員長は「韓国の憲法裁判所が全員一致で尹錫悦罷免を決定した。尹錫悦は昨年末の非常戒厳令宣布によって韓国の民主主義を破壊した。罷免は当然だ」と強調。「尹政権によって南北関係は完全に破綻し、経済も崩壊した。これからは尹政権によって失ったものを取り戻し、祖国の平和統一への道を切り開いていきたい」と語った。

社会民主党の福島みずほ党首、写真家の伊藤孝司氏から連帯メッセージが送られ、韓統連会員の李香代子(イ・ヒャンデジャ)氏が代読した。

会員の申久江(シン・クガン)氏は「戒厳令宣布の日、市民は素手で武装した軍隊に立ち向かい、戒厳を阻止した。韓国には戒厳と闘ってきた歴史がある」「数百万人の市民の力が、憲法裁判所の全員一致判決を後押ししたと思う。韓国社会は今日からさらに、人間が人間らしく生きていくことができる社会へと前進していくだろう」と語った。

宋世一(ソン・セイル)委員長は「裁判所による尹錫悦の不可解な釈放、極右勢力の暴力的な抵抗など、反乱勢力の最後のあがきによって韓国社会は動揺したが、憲法の砦である憲法裁判所が、最後は毅然と内乱首謀者を処断した」「この間『尹錫悦即刻退陣・社会大改革 非常行動』が野党と連帯し、闘争の中心となって広場の市民と共に立派に闘いぬいた。今日の勝利は主権者である国民の偉大な勝利だ。これから韓国の民主主義のさらなる発展にむけて前進していきたい」と語った。

李俊一(イ・チュニル)事務長が閉会あいさつ。「日本では今回の罷免で韓日関係が悪化するとの報道があるが、実際は正反対だ。尹錫悦によって韓米日軍事同盟化が進められ、過去の歴史問題が棚上げにされた。わたしたちにとってこの間の韓日関係は最悪だった」と強調。「今年は光復80年の節目の年だ。親日派の残党を退場させ、過去清算の課題を解決していきたい」と語った。

韓統連は当日、声明(別掲)を発表。尹錫悦罷免を歓迎するとともに、社会大改革の推進を求めた。

※写真-参加者でプラカード・アピール