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「韓国良心囚を支援する会全国会議」が秋季集会を開催…北川広和氏が講演

【2024年11月28日】

「韓国良心囚を支援する会全国会議(全国会議)」は11月28日、都内で「2024年全国会議秋季集会」を開催した。

全国会議の渡辺一夫代表が主催者あいさつ。今年1月に逝去した石井寛事務局長を追悼しながら、今後も精力的に活動していくことを訴えた。

「日韓分析」の北川広和編集人が「朝鮮半島情勢と尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権」と題し講演。朝鮮の対南政策転換の背景として△尹錫悦保守政権の登場△米韓日の軍事一体化△米韓日首脳による安保協力「制度化」を指摘。尹政権については「経済危機に対して無策であり、韓国社会は現在世界でも類を見ないほどの格差社会となっている。また、尹政権が抱える様々な不祥事も民衆の怒りを買い、現在進歩運動、市民運動、野党が団結し退陣運動を展開している。私たちも韓国の労働者、民衆と連帯し闘っていかなければならない」と強調した。

元良心囚の鄭勝淵(チョン・スンヨン)氏、尾澤孝司氏から連帯あいさつ。尾澤氏は韓国オプティカル・ハイテック労組支援運動と、自身の裁判闘争の経過を報告し、支援を訴えた。

全国会議から活動報告。今年に入り2人の元良心囚に無罪判決が出され、一件は検察が大法院に上告したが、もう一件は確定。尾澤氏が11月13日に韓国民主労総から「全泰壹労働賞特別賞」を夫人・邦子氏と共に受賞したことを報告した。