最新情報

中央本部

関生支部が都内で反弾圧シンポジウムを開催…闘争勝利に向けた決意を共有

【2024年10月19日】

全日本建設運輸連帯労働組合近畿地方本部関西地区生コン支部(関生支部)は10月19日、都内で「関生弾圧=産業別労働組合潰しを許すな! 関生支部の湯川委員長の実刑判決阻止し無罪判決勝ち取ろう! 10・19反弾圧シンポジウムin東京」を開催した。

関生支部湯川裕司執行委員長が主催者あいさつ。「わたしたちに対する弾圧は関生特有のものではなく、産別労組に対する権力の弾圧であり、全国の労働組合・労働者に対する弾圧だ。今回のシンポジウムを通じて弾 圧の実態をよく多くの人たちに広げ、反撃していきたい」と語った。

パネルディスカッションでは、裁判を担当する弁護士3人と、立命館大学の吉田美喜夫名誉教授、ジャーナリストの竹信三恵子氏、東京新聞の望月衣塑子記者、木村真豊中市議会議員、全港湾大阪支部の小林勝彦執行委員長が登壇。関生に対する弾圧の問題点として△労働運動であるストライキを「脅迫」だとねつ造△雇用保障や就労証明書の発行など、労働者として当然の要求を「強要」「脅迫」であるとし、組合に対するマイナスイメージを喧伝△威力業務妨害というでっちあげの罪状で組合員を逮捕・起訴などをあげ、弾圧の不当性を訴えた。今後の運動の課題として△労働運動の正当性を知らしめる△弾圧の実態をSNSなどでより広く知らせる△全国的・国際的な連帯を強化するなどをあげた。

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」の服部恭子氏が閉会あいさつ。「関生に対する弾圧を放置すれば労働組合だけでなく、あらゆる分野の運動への弾圧へつながっていく。戦争への道も開かれてしまうだろう。団結してなんとしても勝利しよう」と語った。

※写真-弾圧の不当性を訴えるパネリストたち