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尾澤裁判、東京高裁に要請・抗議デモ…無罪判決を勝ちとろう!

【2024年08月22日】

韓国サンケン労組に対する支援活動の中で、暴行罪・威力業務妨害罪で逮捕・起訴された尾澤孝司氏の控訴審初公判が5月13日、東京高裁で行われ、伊藤雅人裁判長は18点の証拠証人をすべて却下しすぐさま結審した。

第一審から続く裁判所のこうした強圧姿勢に抗議し第二審で無罪判決を勝ちとるために、「尾澤孝司さんを支える会」など支援者は8月22日、高裁に対する要請と抗議デモを繰り広げた。

伊藤裁判長に対し△弁論を再開し、請求した証拠証人を採用し実質審理を行うこと△公判は警備法廷を止め、普通の大法廷で行うこと△傍聴者への暴行、セクハラを謝罪し、再発防止を約束すること△原審判決を破棄し、無罪判決を行うことを要請したが、担当者は「要請だけ受ける」「返答はできない」と繰り返す不誠実な姿勢で終始した。

高裁前で集会を開催し、高裁の対応を厳しく批判する尾澤氏の報告に続いて支援者からアピール。韓統連の宋世一(ソン・セイル)委員長が「裁判所の対応は尾澤裁判が政治的弾圧であることを示すもの」「韓日連帯で裁判勝利を目指そう」と訴えた。その後、裁判所を一周するデモを展開し抗議の声をあげた。

9月11日に東京高裁で判決が出たが、原告の訴えを全て棄却する不当判決となった。(詳細は次号)

※写真ー裁判の不当性を訴える尾澤氏(中央)