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宋世一委員長、ヨコスカ反基地平和デモに参加 …「フリーダム・エッジ」の危険性を指摘

【2024年06月30日】

「非核市民宣言運動・ヨコスカ/ヨコスカ平和船団」が主催する月例の反基地平和デモが6月30日、横須賀市内で行われた。コースは、海軍基地を臨むヴェルニー公園から自衛隊横須賀地方総監部前、米軍横須賀基地前を経由し、「横須賀中央」駅前商店街を通り横須賀市役所前公園まで。

韓統連の宋世一(ソン・セイル)委員長が出発集会で連帯あいさつ。宋委員長は「27日から29日まで朝鮮半島近海で実施された韓米日合同軍事演習『フリーダム・エッジ』は、陸海空や宇宙、サイバーなど複数領域で実施すること、指揮体系の連携強化をはかることにその目的がある」とした上で、「複数領域は当然『地上』を含み、これは自衛隊が3カ国合同軍事演習の名の下に朝鮮半島に本格的に進出することを可能にする重大な変化であり、指揮体系の連携強化はインド太平洋地域において米国が主導する同盟国軍が一本化された指揮体系で統率された軍事行動を展開できるようにするもの」と指摘した。そして「こうした動きは、朝鮮、中国、ロシアを念頭に置いたアジア版NATOの構築を狙う米国の覇権政策のあらわれであり、地域の軍事緊張・対決を高める」と主張し、韓米日軍事協力・軍事同盟化に反対しようと訴えた。

※写真-連帯あいさつする宋世一委員長

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