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大阪で「イム・イジンさん招請講演会」を開催…韓国社会の課題を共有

【2024年06月09日】

6月9日、大阪市内で「イム・イジン氏招請講演会」が開催された。主催は韓統連大阪本部を中心とした招請委員会。イム・イジン氏の著書「数字の社会」は2023年に韓国でベストセラーとなった。

「在日韓国良心囚同友会」の李哲(イ・チョル)代表が主催者あいさつ。「『数字の社会』は韓国の社会矛盾を指摘した話題の著書です。今日は講演を通じて問題の本質と解決方法について共有しましょう」と語った。

イム・イジン氏が「韓国社会 数字追求の裏の欲望」をテーマに講演。イム氏は講演の中で、現在の韓国社会を「お金を追い求めている韓国社会」と表現し、「多くの人々が何もしないと敗北者になるという恐怖心から、すべての手段を動員して高騰するマンションを購入するなど資産増大欲望にかられている」と指摘した。また、「韓国人は中間層意識が強く、社会の普遍的基準に合っていて、他人から見て恥ずかしくない中間層になろうと考え、その結果、終わりのない競争が起こり、満足と多様性が不在になる」と述べながら、「違いに対して寛容であり、社会が求める成功でなくても、自分らしい生き方ができる社会をつくっていかなければならない」と強調した。

講演後、活発な質疑応答が行われ、韓統連大阪本部の金昌範(キム・チャンボム)代表委員が閉会あいさつした。

※写真-報告するイム・イジン氏

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