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「韓国オプティカルハイテック労組を支援する会」が月例行動

【2024年05月27日】

日東電工の100%子会社である韓国オプティカルハイテック(慶尚北道亀尾市)では、2022年10月の工場棟火災を口実に工場の廃業と労働者の解雇が行われ、全国金属労組亀尾支部韓国オプティカルハイテック支会の組合員11人が現在、会社側に雇用継承を求めている。

同支会の訴えに積極的に応えようと1月25日に結成された「韓国オプティカルハイテック労組を支援する会(共同代表 渡邉洋全労協議長ら5人)」は、毎月第4月曜朝、日東電工東京本社(品川シーズンテラス26階)への抗議申し入れと品川駅前での宣伝を展開している。

5月27日の行動では韓統連の宋世一(ソン・セイル)委員長がアピール。宋委員長は尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権による労働弾圧を糾弾すると共に、前日の韓日首脳会談に言及した上で、尹政権は韓日関係の「改善」を維持するために、日本政府の意向に沿いながら韓日間の懸案を封じ込めており、同支会への弾圧もその一環だと指摘した。

当日、26階へのエレベーターを止めて抗議申し入れを遮断するという暴挙に出た日東電工に対し、支援する会メンバーは抗議の声を力強くあげた。

※写真-アピールする宋世一委員長