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都内で「WARmericaの運命」上映会を開催…従属的な韓米関係を批判
【2023年12月21日】
金哲民(キム・チョルミン)監督の新作ドキュメンタリー映画「WARmerica(ウォーメリカ)の運命」の上映会が12月21日、都内で開かれた。映画は朝鮮戦争停戦70年を迎え制作され、米国がこれまで犯してきた数々の戦争・戦争犯罪と、国内の内戦状態とBRICS(ブリックス)の台頭によって覇権が崩れようとしている米国の現状を、資料映像とデータを交え紹介している。
上映後、金監督とオンラインで質疑応答。金監督は映画について「これまで韓国国内での上映が約60回、海外でも米国やドイツで上映会を行った。映画を見た市民からは『米国の実態についてまったく知らなかった』という反応が多く、ある教員は『大きな衝撃を受けた。生徒たちにも見るよう勧めたい』と話してくれた」と語った。
尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権下での韓米関係について金監督は「韓米同盟70年が強調されているが、まったく平等な関係ではない。尹政権は軍事支援を名目に米国への投資を続け、米国追従はさらに深刻化している」と指摘。また、統一部が朝鮮学校支援団体や在日同胞を描いた映画関係者に関して調査したという報道については「非常識な問題で市民や野党からも非難する声が上がっている。これからも恐れることなく在日同胞と共に歩む」と強調。「この映画が、世界の人々が平和や新しい世界秩序について話す契機になれば嬉しい」と語った。
映画について(自主上映会など)の問い合わせは下記まで
※写真-映画宣伝ビラ