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「尾澤さんの無罪を勝ち取ろう!控訴審闘争の勝利を目指す11.29集会」開催
【2023年11月29日】
「韓国サンケン労組を支援する会」と「尾澤裁判を支援する会・埼玉」は11月29日、都内で「さいたま地裁『罰金40万円』不当判決弾劾!尾澤さんの無罪を勝ち取ろう!控訴審闘争の勝利を目指す11.29集会」を開催した。
韓国サンケン労組を支援する会の渡邉洋共同代表(全労協議長)が主催者あいさつ。「尾澤氏の逮捕は、全国的に横行している労組つぶしの一環ではないか。この裁判の行方は労働組合の今後にも関わってくる。団結して勝利を勝ち取ろう」と語った。
労働政策研究・研修機構の呉学殊(オ・ハクス)特任研究員が「グローバル経済時代の韓国日系企業の問題と労働争議~韓国ワイパー闘争を中心に」と題し報告。 韓国ワイパー労組の労働争議の勝因として△チェ・ユンミ分会長のリーダーシップ△マスコミ、世論、労働行政への働きかけ△日韓連帯運動のインパクトを上げた。
弁護団からの報告後、韓国から民主労総のキム・ウニョン慶南本部長がビデオメッセージ。「尾澤さんの裁判はサンケン労組の闘いの一部だ。わたしたちの闘いは裁判に勝利して初めて終わることとなる。サンケン労組の同志は最後までともに闘う」と語った。
各団体からの連帯あいさつ後、尾澤氏が決意表明。「一審判決は、事件が韓国サンケンの労働争議の過程で起こったものであるという事実を全く無視しており、労働者の連帯を全く認めないという思想が背景にあるのではないか。到底容認できない。これまでの闘いをさらに発展させていきながら、無罪判決を勝ち取っていきたい」と語った。
全労協の関口広行事務局長が閉会あいさつし、鳥井一平共同代表(移住連理事長)が団結ガンバローを唱和した。
※写真-決意表明する尾澤氏