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「沖縄を再び戦さ場にするな!-沖縄・南西諸島からの訴え」開催…日本の軍国化に反対の声
【2023年10月17日】
〈「新しい戦前にさせない」連続シンポジウム 共同テーブル10.17第7回シンポ「沖縄を再び戦さ場にするな!-沖縄・南西諸島からの訴え」〉が都内で開催された。
共同テーブル発起人の評論家・佐高信氏の主催者あいさつ後、「沖縄を再び戦場にさせない県民の会」の山城博治事務局長が沖縄の現状について報告。昨年閣議決定した安保3文書について「沖縄、南西諸島が中国と戦争するためのシナリオだ。現在、沖縄のすべての空港、港などのインフラを軍事利用するため準備が着々と進んでいる」と批判。「沖縄の戦場化を止めるためには全県民が団結することが必要だ。ともに声を上げていこう」と訴えた。また、下地茜・宮古島市議会議員が宮古島にミサイル訓練場が建設されようとしている現状と、その危険性について報告した。
シンポジウムでは山城事務局長、下地議員、琉球新報東京支社の明真南斗記者、新社会党の岡崎宏美委員長が登壇し、沖縄の現状と今後の課題について論議した。
「沖縄の風」の高良鉄美参議院議員が連帯あいさつ。沖縄県の玉城デニー知事はビデオメッセージで今後の反基地運動への決意を語った。杉浦ひとみ弁護士が閉会あいさつ。「沖縄だけでなく、本土にも戦争の問題がやってくる。一緒に繋がり、平和に向けてがんばっていこう」と語った。
10月21日には「沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック」などが「東アジアに平和を!琉球弧の島々を戦場にするな!新宿アクション」を開催。200名が参加し、新宿駅前で集会後、周辺をデモ行進し、沖縄の戦場化に反対する声を上げた。11月23日には沖縄で「全国連帯 11.23県民平和大集会」が開催される。国会正門前でも同時行動として「11.23国会正門前アクション 沖縄も日本も戦場にさせるな!」が開催される。
※写真-シンポジウムで発言する明記者