最新情報

中央本部

汚染水放出当日に東京電力前で抗議行動…宋世一委員長が連帯あいさつ

【2023年08月24日】

「さようなら原発1000万人アクション実行委員会」は8月24日、東京電力本社前で汚染水海洋放出(海洋投棄)に対する抗議行動を行い、約400人が参加した。

実行委員会の井上年弘事務局長が主催者あいさつ。「岸田政権と東京電力は地元住民になんの説明も理解もないまま一方的に汚染水放出を決定した。このような暴挙は決して許されない。今後も放出中止を求めて継続して闘っていく」と語った。

各団体からアピール。韓国から「日本の放射能汚染水海洋投棄阻止共同行動」が参加し、国際担当の金福女(キム・ボンニョ)さんが汚染水投棄を批判した。

宋世一(ソン・セイル)委員長が連帯あいさつ。「韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権は韓米日軍事協力体制を強化するため、韓日関係の『改善』という名目のもと、日本政府の要求を次々と受け入れている。今回の福島汚染水海洋投棄を認めたのもその現れだ」と指摘。「韓国では全国各地で様々な団体が反対運動を繰り広げている。今後も連帯して反対の声をあげていこう」と語った。

参加者全体でシュプレヒコール。「放射能汚染水を流すな」「東電は約束を守れ」「見切り発車は許さないぞ」とアピールした。

※写真―東京電力前で連帯あいさつする宋世一委員長