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都内で「第6回尹錫悦政権糾弾集会」を開催…福島汚染水放流を批判

【2023年06月10日】

「東京民主実践連帯(東民連)」は6月10日、都内の新宿駅西口地下広場で「第6回尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権糾弾集会」を開催。韓統連・韓青や在日同胞、ニューカマーの韓国人や日本人が有志で参加した。

韓青中央本部の韓成祐(ハン・ソンウ)委員長は「尹政権は戦争演習に反対する学生たちを不当に拘束し、労働運動、市民社会団体に対する弾圧を強化している」と糾弾。「国民を戦争の危機に追いやる尹錫悦は退陣するしかない」と語った。韓統連の申久江(シン・クガン)氏は、「朝鮮戦争によって南北分断が固定化されて70年が経った。現在も停戦状態が続いているが、尹錫悦が大統領になって朝鮮半島の緊張が一気に高まっている。国民を戦争危機に晒す尹政権には退陣の道しかない」と語った。

東民連のペ・ウンミ代表は「尹政権が発足し1年余が経ったが、政治、外交、経済、社会すべてが退行、暴走した一年だった」とし、「米国、日本には屈従し、国民には公権力で弾圧する尹大統領は、もはや韓国の大統領ではない。市民の力をあわせて退陣させよう」と語った。参加者から有志が発言し、日本政府の福島汚染水放流や、尹政権の外交惨事を批判した。

韓統連の李俊一(イ・チュニル)総務部長が閉会あいさつ。「今日は韓国の民主化運動史に輝く、6月民主抗争36周年を迎える日だ。当時、韓国市民は命をかけ、大統領を直接選ぶ権利を勝ち取った。尹政権はいま、検察独裁により市民を弾圧している。先烈たちの闘いを継承し、韓国の民主主義を守り抜こう」と語った。

※写真-閉会挨拶する李俊一総務部長