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「日韓和解と平和プラットフォーム」がオンライン学習会を開催…停戦協定70年を学習
【2023年05月22日】
「日韓和解と平和プラットフォーム」は5月22日、オンラインセミナー「朝鮮半島の停戦協定70年 7月の共同行動にむけ」を開催した。
韓国YMCA全国連盟のキム・ギョンミン事務総長は「朝鮮半島休戦協定70年、敵対から平和へ」と題し報告。朝鮮半島の現在の状況について「韓米首脳はワシントン宣言で核を含む拡大抑止戦略の強化を明示しており、朝鮮半島は核対決の場に転換されつつある」と危機感を表明。戦争反対の国際的な取り組みとして、韓国で今年2月24日に発足した「停戦70年 朝鮮半島平和行動」を紹介。「韓米同盟に従属するだけでは平和も統一も不可能だ。韓日市民社会、宗教団体の連帯と国際平和勢力との連帯で平和を実現しよう」としながら、7月22日に韓国で開催される平和大会・行進への参加を呼びかけた。
「フォーラム平和・人権・環境」の藤本康成共同代表は「東アジアの平和へ-乗り越えるべきは何か」と題し講演。韓日関係の懸案となっている歴史問題について「強制動員問題に対する間違った姿勢や、朝鮮学校に対する差別やヘイトスピーチのまん延、歴史事実の歪曲などは、日本社会の中で植民地主義にたいする清算がなされていないことに原因がある」と指摘。「日本政府には植民地支配に対する反省の気持ちはなく、現在でも植民地主義にこだわっているといわざるをえない」と批判した。今年100年を迎える関東大震災・朝鮮人虐殺追悼行事については「政府の責任を追求し、犠牲者を追悼し、虐殺の事実を広く社会に伝えることを目標としながら、今後9月1日にむけて各種行事を展開していく」と語り、追悼行事への参加を呼びかけた。
※写真-報告するキム・ギョンミン事務総長