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「尾澤裁判の勝利をめざす2・10報告集会」都内で開催…裁判勝利を決意

【2023年02月10日】

韓国サンケン労組を支援する会と尾澤孝司裁判を支援する会・埼玉は2月10日、「尾澤裁判の勝利をめざす2・10報告集会」を都内で開催した。

韓国サンケン労組を支援する会の渡邉洋共同代表が主催者を代表しあいさつ。「韓国サンケン労組の闘いは昨年の夏、大きな成果をあげ、日本の労働者・市民も貢献した。しかしまだ宿題が残っている。尾澤氏の裁判に結集し、裁判勝利に向け前進しよう」と語った。

裁判に関する資料映像上映と経過報告後、韓国民主労総のキム・ウニョン副委員長からの映像メッセージを上映。キム副委員長は現在の韓国の状況について「尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権は民主労総を攻撃し、戦争危機を高めている。私たち民主労総は弾圧に屈せず闘い続ける」と強調。尾澤氏の裁判については「韓国サンケン労組の勝利は、日本の方々の連帯のおかげであり、私たちは尾澤氏の裁判を、日本の方々と共に闘っていく」と語った。

歌の発表後、弁護団から報告。裁判の問題点として△暴行の事実がないことが明らか△サンケン争議に対する支援を公安事件として裁判にかけている、と指摘した。

JAL非解雇者労働組合、尾澤孝司さんを支える会からの連帯あいさつ後、尾澤氏から決意表明。「労働争議にまともに対応しようとせず、威力業務妨害ですり替えようとしているサンケン電気の不誠実な対応が一番許せない。弾圧に屈せずサンケンの不当解雇を堂々と主張し、無罪判決を勝ち取っていきたい」と語った。

行動提起では公判・事前集会への参加が訴えられ、韓国サンケン労組を支援する会の鳥井一平共同代表が閉会あいさつした。

※写真-決意表明する尾澤孝司氏