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「東アジアを戦場にさせないぞ!韓・琉・日の民衆大連帯を!1・29反戦集会」開催される

【2023年01月29日】

「資本主義を越える新しい時代を拓く反戦実行委員会(略称・反戦実)」は1月29日、都内で「東アジアを戦場にさせないぞ!韓・琉・日の民衆大連帯を!1・29反戦集会」を開催した。

韓国民主労総のキム・ウニョン副委員長が「東アジアの危機と私たちの役割」と題しリモート講演。キム副委員長は現在の東アジア情勢について「現在の危機的な状況は、国力の低下した米国が中国、ロシアを包囲するため、韓米日の軍事同盟を強化していることに原因がある」と指摘。韓国の尹錫悦(ユン・ソンヨル)政権については「経済を破綻させ、労組、野党弾圧によって民主主義を破壊した。歴史を逆行させる尹政権が安定する前に、私たちが先制的に闘争を展開しなければならない」とし、「進歩勢力の再建を果たし、団結と闘争で危機を突破しなければならない。韓米日の軍事同盟に風穴を開けるのは、韓日市民の連帯闘争だ。連帯の力で平和と人権、民主主義を勝ち取っていこう」と語った。

反戦実が基調提案。△「安保3文書」弾劾!自衛隊の侵略軍への転換を許すな!△「台湾有事」を口実とした戦争挑発・中国封じ込めを許すな!△沖縄を再び戦場化するな!日米による軍事植民地化政策粉砕!△日本の朝鮮再侵略を許すな!日米韓三角軍事同盟反対!の四項目が提案され、会場の拍手で採択された。

沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの大仲尊氏が沖縄の現状を報告。「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」「戦争・治安・改憲NO!実行委員会」、「韓国サンケン労組を支援する会」からの連帯メッセージ後、反戦実の大越氏が閉会あいさつした。

※写真-キム・ウニョン副委員長の講演