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韓国オプティカル労組が日本に遠征闘争…各地で韓統連が連帯

【2025年01月26日】

「韓国オプティカル労組を支援する会」は1月26日、広島市内で活動報告会を開催。韓統連広島本部のメンバーが参加した。

支援する会の大畑龍次氏が同労組の闘いをスライドで紹介。現在の韓国の労働運動及び社会変革運動には、韓国女性たちの特筆すべき意識と行動力が大きな役割を担っている事を指摘した。

広島本部の朴隆宏(パク・ユングァン)副代表委員が連帯あいさつ。「尹錫悦(ユン・ソンニョル)による戒厳令宣布は、全斗煥(チョン・ドゥファン)による光州弾圧と繋がる暴挙だ。尹錫悦は逮捕されたが、罷免を求める民衆と戒厳内乱勢力の闘いは、これからますます激しくなるだろう」とし、韓日民衆の連帯を訴えた。

翌27日には広島市南区稲荷町にある日東電工関連会社前で緊急の要請行動を実施。「日東電工の100%子会社である、韓国オプティカルの偽装倒産と食い逃げを許さないぞ!」など不法不当な人権侵害を訴えた。

東京では27日に品川駅前で宣伝行動を展開。韓統連の李俊一(イ・チュニル)事務長は「日東電工は支援者を不当な理由で裁判所に訴え弾圧している。許しがたい暴挙だ」と日東電工を糾弾。「韓国では労働者が中心となって尹錫悦政権を打倒しつつある。わたしたちの団結した力は必ず巨大な権力に勝利できる。勝利の日まで共に闘っていこう」と訴えた。その後、「支援する会」は日東電工東京本社に申し入れようとしたが、会社側は建物エレベーターを封鎖し拒否。参加者から怒りの声が上がった。

韓国では2月7日から3月1日まで、韓国オプティカル労組の7名の解雇労働者の雇用継承を求め、亀尾工場から平澤工場を経て、ソウル国会まで「希望徒歩大会」が行われている。

※写真-日東電工に対して抗議する参加者たち(広島)