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韓統連・韓青が各地で抗議活動…尹錫悦の戒厳令宣布を糾弾、退陣要求
【2024年12月06日】
韓統連・韓青は尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の戒厳令宣布に抗議し、各地で抗議活動を展開。尹錫悦退陣を要求し大きな反響を呼んだ。
▲東京
韓統連と韓青中央本部は12月6日、都内のコリアタウンである新大久保で街頭宣伝を展開。ニューカマー同胞や日本人も駆けつけ、総勢30人ほどで宣伝活動を開催した。
韓青中央本部の韓成祐(ハン・ソンウ)委員長は「先日、尹錫悦は突然非常戒厳令を宣布し、国内を大混乱に陥れた。団結した市民の力によって6時間で解除させることができたが、一歩間違えれば民主主義社会が崩壊するところだった。決して許すことはできない」とし、「前代未聞の暴挙を起こした尹錫悦は必ず退陣させなければならい」と強調した。
韓統連の宋世一(ソン・セイル)委員長は戒厳令宣布から解除までの経緯を説明した上で「尹錫悦が戒厳令を宣布したのは、民衆による退陣運動の高まりに追いつめられてのことだ。戒厳令は市民と国会の力によって解除された。韓国はもはや過去の軍事独裁政権のような戒厳令を許すような国ではない」とし、「現在、韓国全土から尹錫悦に対する怒りの声が沸き起こっている。日本からも力強く、退陣を要求する声をあげていこう」と語った。会員の申久江(シン・クガン)氏は韓国市民の闘いを民主化運動の成果として評価するとともに、早期の尹錫悦弾劾を訴えた。
ニューカマー同胞がアピール。「非常戒厳令が出された日は眠ることができなかった。とても恐ろしく、恥ずかしいことだ。しかし、同時に民主主義を守った市民たちの闘いが誇らしかった。これからも韓国の民主主義の回復のために声をあげていきたい」と語った。日本市民からは日本の政権と尹政権との癒着関係を糾弾し、韓国市民と連帯してくことが訴えられた。
「ニム(あなた)のための行進曲」を参加者全員で合唱後、「尹錫悦は退陣せよ」と書かれたプラカードを掲げ、早期退陣を訴えた。
▲大阪
韓統連大阪本部と韓青大阪本部は12月7日、「尹錫悦大統領は退陣しろ! 鶴橋連帯アクション」をJR鶴橋駅前で開催し、尹大統領の非常戒厳令宣布に抗議した。
同アクションには主催者の他に、SNSなどを通じて韓国からの留学生をはじめ在日同胞、日本人多数が参加し、「内乱の主犯 尹錫悦は退陣しろ!」と書かれたプラカードとペンライトを持ちながら、「尹錫悦を弾劾しろ!」「尹錫悦は退陣しろ!」など怒りの声をあげた。
リレートークでは参加者から△尹錫悦の暴挙を許すことはできない。△韓国では過去に平和を守るために市民が血を流して闘った歴史がある。尹錫悦はその歴史を無視した。尹錫悦を退陣させ歴史を守ろう。△犯罪者尹錫悦を引きずり下ろすために闘っている韓国民衆と連帯しようなど、尹錫悦大統領を糾弾し、韓国の民主主義を守るための決意が語られた。
▲兵庫
韓統連兵庫本部と韓青兵庫県本部は12月8日、尹錫悦大統領の非常戒厳令宣布を許さず、一刻も早い退陣を要求する宣伝活動を神戸・三宮駅前で展開した。
参加者はビラやプラカードを通じて、民主主義を破壊した尹錫悦大統領の弾劾・逮捕を要求する声をあげるとともに、戒厳軍の国会への突入を防いだ韓国民の勇気をたたえた。
最後に全員でシュプレヒコールをあげ、尹大統領を退陣させるまで闘いを貫徹することを改めて決意した。
※写真-プラカードを掲げて尹錫悦退陣を訴える参加者(東京)
「鶴橋連帯アクション」は毎日新聞で紹介されました
https://news.yahoo.co.jp/articles/ace3dcdc8efd1978545c16a9d94ea746517ffb5b