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東京総行動、6月29日に一日行動展開…日本製鉄本社前でスタート集会
【2022年06月29日】
東京総行動は3月23日に続いて6月29日にも取り組まれた。午前8時45分から丸の内の日本製鉄本社前で同社への抗議行動を兼ねてスタート集会。東京全労協の大森議長が主催者あいさつを通じて、「労働者の生活と権利をどのように保障するのかを参院選の争点にしなければならない。東京総行動の持つ意味は大きい」と強調し、あわせて戦後補償問題の解決や反戦平和運動の取り組みなどを求めた。
「日本製鉄元徴用工裁判を支援する会」は、裁判所が差し押さえた会社資産が現金化される前に、日本製鉄が大法院(最高裁)判決を履行することで、徴用工問題の全面解決への道筋を開くべきだと訴えた。「韓国サンケン労組を支援する会」や「JAL被解雇者労働組合争議団」などからのアピールを受け、最後に全員で要求を唱和し「団結がんばろー!」と声をあげた。
東京総行動は、自立した争議団・争議組合が連帯し共闘する一日行動。争議の社会性、各争議団・争議組合が持つ社会的意味を大切にしながら、約半世紀の間、「働く権利」「働く者の権利」「人間としての権利」を実現するために闘い、多くの争議の勝利・解決をかちとってきた。