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神奈川本部
情勢学習会を開催(神奈川)
【2022年06月12日】
韓統連神奈川本部情勢学習会が6月12日、川崎市内で開催された。文世賢(ムン・セヒョン)代表委員が主催者あいさつ。文代表は「大統領選挙は悔しい結果となった。当選から現在の情勢を見てみても、非常に危機感をおぼえる。検察のトップが新大統領になり、公安統治が進むのではないか。しかし、こういう厳しい状況だからこそ、わたしたちの組織を強化し影響力を拡大していかなくてはならない。今回の学習会でわたしたちの立ち位置を確認し、今後の方向性を論議していきたい」と語った。
李俊一(イ・チュニル)総務部長が「尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権の誕生」と題し講演。大統領選挙から現在までの朝鮮半島情勢を解説した。李部長は尹錫悦政権に対して「徹底的な親米政権であり、米国の覇権政策に進んで合流することによって、南北関係が現在以上に危険な状態に陥る可能性がある。また、政府の主要ポストを検察関係者で固めており、検察と政府が一体化した形での公安政治が席巻することになるだろう。歴史の反動だ」と批判。一方で、地方選挙での進歩党の躍進にも触れ、「進歩党の今回の勝利は、韓国社会の変革には民衆との力強い連帯と団結が必要だということを明快に示してくれた」と強調。「自主・民主・統一運動を神奈川で粘り強く展開し、組織を強化・拡大していこう」と語った。