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インタビュー 金鍾勳進歩党代表 「床の下にさらに地下室があったんだ…不平等の打破と自主国家に命運をかける」
(民プラス 8月27日 一部省略)
「汎与党陣営と第2部隊の主張は言語道断…進歩党は『強い進歩、鮮明野党』として進む」
最近、「共に民主党」の金民錫(キム・ミンソク)指導部が発足し、「連帯・統合」構想が提起されると、多くのメディアは「祖国革新党」と「進歩党」などを束ねて「汎与党陣営」と表現した。一部では、過去に進歩政党が経験した「民主党の第2部隊論」を再び憂慮し、鮮明野党としての独自性を確立すべきだとする声も大きい。これに対し、金鍾勳(キム・ジョンフン)進歩党代表はメディアによるフレーミング操作をきっぱりと退け、進歩党の独自的なアイデンティティを強調した。「強い進歩、鮮明野党」が進歩党の揺るぎない旗印であるとの説明だ。
金代表は「民主党自身でさえ、そのように考えていないはずなのに、汎与党陣営だとは、メディアの独善、先走りに過ぎない」と切り捨てた。続けて「この間の地方選挙を振り返っても、民主党は内乱清算の選挙として対応しなかった」としながら、「(わたしたちを)弾劾の広場で共に闘った同志と見なしているのかどうか疑わしいほどだ」と一蹴した。そして「(進歩党が選択した)前回の総選挙における比例連合や大統領選挙局面での候補辞退は、検察独裁の審判と内乱清算という歴史的局面で、国民の利益のために下された決断であり、決して民主党のためのものではなかった」と強調した。
「軍事主権のない国はうわべだけに過ぎない…戦時作戦統制権を取り戻し、親米外交安保ラインを交代させるべき」
軍事主権と経済主権の侵奪問題でも金代表の語調は断固としたものだった。駐韓米軍の戦略的柔軟性と対中国前進基地化、戦時作戦統制権返還の遅延、トランプ政権による関税圧迫、クーパン事態をめぐる米議会の圧迫など、彼は「同盟という美名の下に繰り広げられる収奪と内政干渉をこれ以上黙過できない」と直撃した。
金代表は「米国の『МAGA』政策は世界的に戦争を扇動し、同盟に対する略奪を強化している」とし、「戦時に誰の利益と生命を守るために軍事を統制するのかという問題は、非常に切迫したものであり、軍時作戦統制権をできるだけ早く取り戻さなければならない」と明らかにした。
あわせて「クーパン事態でみられるように、韓国警察の捜査権にまで米議会を立てて圧迫するのは、内政干渉をこえ韓国を下請け業者として扱うもの」だと批判した。彼は宣言的なスローガンをこえて、親米屈従的な現行の外交安保ラインの全面的な交代と刷新を図り、自主権を実現するという闘争方針を加えた。
「床の下にさらに地下室があったんだ…10月31日、不平等打破市民大会を開く」
金代表が就任直後から繰り広げている「不平等な現場 大長征」は、机上の政治ではなく民衆の徹底した現実から始まる。マクロ経済指標と株価指数の明るい見通しの裏に隠れた市民の嘆きは、危険なレベルに達している。
現場で直接会った人々の声を伝える金代表の表情は暗かった。「地元の商店街で商人に会ってみると、『以前は床だけだと思っていたが、さらに地下があると初めて知った』といい、IМF金融危機の時よりもさらに厳しいと主張」「KOSPI株価指数が上がっても、所得下位20%が月130万ウォンで生き延びているという絶望的な現実と何の関係があるのか」と反問した。
さらに、彼は大手半導体企業の下請け労働者と農民の例をあげた。「半導体大手が超過利潤を祝い、新入正規職員が数億ウォン台の成果を分け合う一方で、23年目の下請け労働者は毎年の契約終了に不安で震え、生涯働いてもその半分にも触れられない」とし、「汗と血を流し白菜畑を耕し続けてきた農民の現実を、国家が放置するのは職務放棄だ」と強く批判した。進歩党は10月31日に国会前で大規模な「不平等解消のための市民集会」を開催し、不平等打破を全国民的な議題に引き上げる計画だ。
「毎日、生と死の淵に立っている…みえないところで熾烈(しれつ)な死闘」
進歩政党特有の鋭く戦闘的な気風が弱まったのではないかとの質問に金代表は、既成メディアの無視の中でも、黙々と続く進歩党の死闘を力説した。
金代表は「どこに行っても訴えるところのない労働者、農民、貧民らのために国会で1日6~7回、記者会見を開き、手を取り合っているのが進歩党議員」だとし、「メディアが一行も書かないからといって、わたしたちが闘わないのではない」と強調した。そして「政治力が不足しているとするならば、さらに熾烈に学ばなければならないが、わたしたちは生死の淵にいる人を一人でも救うという必死の決意で走っている」とし、「みえないところで毎日のように汗をかく進歩党の誠実さを、大きな望遠鏡を通して見てほしい」と訴えた。
「労働者の政治勢力化、基層大衆の力により強制されるべき」
民主労働党の過去の時期とは異なり、民主労総の独占的支持が撤回された条件の下で、金代表は「労働者の政治勢力化」の解決策は基層中心の団結にあると指摘した。
金代表は「進歩政治が四分五裂しながら、労働者に効果を感じさせられず、独占的支持の撤回という痛ましい過去を残した」としながらも、「進歩政治の基本部隊は依然として労働者、農民、貧民ら基層民衆」と確言した。続けて「政党間上層の協議で解決できないならば、現場の基層労働者が一堂に集まり、進歩政治の統合と団結を直接強制する方式によってでも、根本的な活路を開くべきだ」と明らかにした。
「政治リーダー200人を発掘…青年が政治の主人公として立ち上がらなければならない」
住民大会に上程される進歩党の直接政治の実験もまた、中央政治の支えがなければ拡張するには限界があるという指摘に、金代表は深く共感した。
金代表は「既成政党も進歩党の生活密着型の直接政治からさらに多く学びたいだろうが、実際にわたしたちにとって切実なのは、中央から党の主張をさらに大きく響かせることができる演説者と人物」だとし、「代案政治リーダー200人を育成し、その内100人は青年」と宣言した。青年を広報用の添え物にするのではなく、不平等な構造の犠牲者である青年が次の政治の主人公となるよう最前列にすえるとの構想だ。
「広場と議会は一つ…民衆が集まるところが進歩党の場所」
一部で提起される「議会主義に埋没」という憂慮に対し、金代表は広場と議会の有機的結合を強調した。「戒厳の広場でも最後まで現場を守ったのは進歩党員だった」とし、「わたしたちが院内で過半数を与えられた政党でない以上、すべての変化の力は議会内にだけ留まってはならない」と語った。
彼は「労働者、農民、貧民が集まる広場で全面的に結合し、その切迫した叫びを国会に持ち込み、法と制度で貫徹する院内外を通じた同時闘争を揺らぐことなく展開する」と明らかにした。
「2028年総選挙、首都圏を突破し院内交渉団体となることで自主と平等を実現する」
2028年総選挙戦略と関連しては、首都圏を突破し院内交渉団体になることに照準を合わせた。
金代表は「2大政党の既得権政治に対する国民の不満は極限に達しており、世の中に固定不変なものはない(変化を起こさなければならない)」とし、「ソウルと京畿道など首都圏で必ず選挙区(地域区)当選者を輩出し、全国政党の基盤を完成する」と明らかにした。また「多党制政治改革を推進すると同時に、院内交渉団体の要件を現在の20議席から10議席水準に緩和する制度改革を牽引(けんいん)し、進歩党は実質的な院内交渉力を備えた独自的な代案政党へと躍進する」と自信を示した。
「分断と古い政治を終え、汗を流し働くすべての人の尊厳を守る」
最後に、任期終了時に国民からどのような政党だと評価されたいかとの質問に金鍾勳代表は、進歩党が進むべき最終的な方向性を示した。
金代表は「任期を終える際に、国民から『進歩党が執権してもほんとうに素晴らしいだろう』『あの人たちは本当に国民のことだけ考えているんだな』との確信を植え付けたい」と語った。続けて「南北の分断と左右のイデオロギー、地域と世代、男女に分ける古い政治を終え、汗を流し働くすべての人が、権利を保障され尊厳をもって生きられる社会を現実につくることが進歩党の夢」だとし、「この誠意が国民の心をいっぱいに満たすよう最後まで全身全霊をささげる」と決意した。
※写真-インタビューに応じる金鍾勳進歩党代表
原文 https://www.minplusnews.com/news/articleView.html?idxno=18276



