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金正恩委員長「自衛的核抑止力をさらに拡大、発展」

金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)は3月23日、最高人民会議で施政方針演説を行った。金氏は韓国については、「最も敵対的な国として認定する」として、「わが共和国を脅かす韓国の行為に対しては躊躇(ちゅうちょ)なく無慈悲にその代償を払わせる」と従来の対韓姿勢を示した。金氏は「現在、米国が世界各所で国家テロと侵略行為を行っている」と指摘した上で、「敵が対決を選ぶか、平和共存を選ぶかは彼らが決めることで、われわれはどのような選択にも対応する準備ができている」と表明。「自衛的な核抑止力をさらに拡大、発展させ、共和国の核戦力の迅速かつ正確な対応態勢を万全に整え、国家と地域の安全に対する戦略的脅威を管理していく」と強調した。(※127号情勢解説「朝鮮労働党第9回大会、開催」を参照)