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韓中首脳会談、北京で開催…「関係強化の発展」で一致

国賓として訪中した李在明(イ・ジェミョン)大統領は1月5日、習近平国家主席と北京の人民大会堂で会談した。

中国国営通信の新華社によると、李大統領は「韓国は対中関係を高度に重視している」とし、「新年初の首脳外交を機に韓中関係の全面的な復元発展の流れを強固にし、求同存異(相違点を認めながら同じ点を追求)しながら、韓中の戦略的協力パートナー関係を深化させ、両国関係発展の新しい局面を共に開く用意がある」と述べた。

また「韓中は日本軍国主義の侵略に共に対抗して戦い、韓国は、中国が韓国の在中独立運動遺跡地を保護したことに感謝する」とし、「韓国は中国の核心的利益と重大な憂慮を尊重し『一つの中国』を堅持する」と表明した。

習主席は「信頼を持続的に増進し、各自が選択した発展の道を尊重しなければならない」とし、「両国は互いの核心的利益と重大な憂慮を考慮して見解の相違を解決しなければならない」と話した。

抗日戦争に言及しながら「両国は歴史的に正しい側に立ち、正しい戦略的選択をすべき」と述べた。保護主義については「共同で反対し、真の多国間主義を実践し、バランスの取れた秩序ある世界の多極化と普遍的・包容的な経済の世界化を推進することに寄与しなければならない」と指摘した。混乱する国際情勢の中で両国の和合の重要性も強調した。

南北関係については、魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長が首脳会談後の会見で、「首脳会談で北朝鮮(※正しくは朝鮮)との対話再開の重要性を確認した」と伝えた。

5日の会談後、貿易や科学技術分野における複数の協力文書が交わされた。

李大統領は李強首相との面会(6日、北京)で「今年を韓中関係修復の元年とし、韓中関係の発展を不可逆的な時代の流れとして固めたい」と強調したように、今回の首脳会談では合意文書などは作成せず、米国と日本、朝鮮を刺激しない範囲で、まずは「関係強化の発展」で一致を目指したようだ。(1月7日)

※写真-握手を交わす韓中の首脳