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朝鮮「日本の非核3原則見直し」批判

朝鮮労働党機関紙、労働新聞は12月18日、記事「無分別な段階に入った日本の再武装化の策動」で、日本の高市早苗内閣が「非核3原則」の見直しを検討していることについて「平和に対する露骨な挑戦」と批判した。1967年に当時の佐藤栄作首相が表明した、核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」という非核3原則のうち「持ち込ませず」の原則について、高市首相は米国の拡大抑止を考慮して見直しを主張している。20日には朝鮮外務省の日本研究所長が談話を発表し、日本政府高官が「日本は核を保有すべきだ」と発言したことについて、「極めて挑発的な妄言だ」と反発した。