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「とめよう！戦争への道 めざそう！アジアの平和２０２１関西のつどい」開催
【2021年10月23日】
「とめよう！戦争への道 めざそう！アジアの平和２０２１関西のつどい」が１０月２３日、大阪市内のエルシアターで開催、４００名が参加した。主催は韓統連大阪本部も参加する同実行委員会。
「しないさせない戦争協力関西ネットワーク」の中北龍太郎共同代表が主催者挨拶を行い、続けて国際地政学研究所の柳澤協二理事長が「日米一体化ではなく、戦争回避の外交を」をテーマに講演した。柳澤理事長は最近の米中対立について「もし米中戦争が起これば米軍は日本にある基地から出撃することになり、日本が標的になる」と述べ、焦点となっている敵基地攻撃論については「相手の基地を完全に叩くことは不可能、必ず報復攻撃が来る」と危険性を指摘。「日米軍事一体化の強化ではなく、戦争を回避するための平和外交が重要だ」と語った。
各団体からの連帯アピール後、高良鉄美参議院議員が「平和憲法を蝕む政府の愚行―再び戦争の惨禍が」をテーマにリモートで講演した。高良議員は、戦前から現在に至る沖縄の状況を報告。「戦後は米軍が優先され、県民は米軍の活動に支障がない範囲での生活の自由しかなく、本土への復帰後は、日米同盟に支障がない範囲での生活を強要された」と語り「平和憲法を必ず守ろう」と訴えた。講演後、大阪平和人権センターの米田彰男理事長さんが閉会挨拶した。
