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都内で「韓国オプティカル闘争勝利を目指す9.12集会」開催…闘争勝利を決意
【2025年09月12日】

「韓国オプティカル労組を支援する会(支援する会)」は9月12日、都内で「高空籠城闘争600日! 雇用継承を勝ち取ろう! 日東電工による弾圧を許すな! 裁判闘争に勝利を! 韓国オプティカル闘争勝利を目指す9.12集会」を開催した。
支援する会の渡邉洋共同代表(全労協議長)が主催者あいさつ。闘争現場の映像では、韓国オプティカルの亀尾工場屋上で高空籠城を続けていた同労組のパク・チョンヘ副支会長が8月29日、600日ぶりに地上に降りてくる姿が映し出された。
パク副支会長は韓国オプティカルの親会社である日東電工に対して雇用継承を求め高空籠城を続けていたが、28日に与党「共に民主党」のチョン・チョンネ代表らがパク副支会長と面談し、与党と政府が労使交渉の開催と外国人投資企業規制の法制化を約束したことを受け、籠城解除を決断した。
地上に降りたパク副支会長は「600日間、辛いこともあったが同志たちのおかげで続けることができた。わたしたちは何も悪くないのに、なぜこのような苦痛を受けなくてはならないのか理解できない。これから政府と国会は責任をもって解決にむけて取り組んでほしい。もう二度と、高空に登る労働者が出ないよう、引き続き闘っていきたい」と語った。
「支援する会」に対する日東電工による「面談強要など禁止等請求事件」について、浅野史生弁護士が解説。「労使交渉において使用者との面談を求めるのは、労組としては当然のことであり、それをあたかも犯罪行為であるかのように訴えている。明らかに不当な裁判だ」とし、裁判勝利にむけて支援を要請した。
JAL被解雇者労働組合、争議団連絡会議、東京労組、京浜ユニオンから連帯あいさつ。支援する会の鳥井一平事務局長(中小企業労組政策ネットワーク事務局長)が閉会あいさつ。闘争勝利に向けた団結を訴え、団結ガンバローを唱和した。
支援する会は22日に品川駅前で宣伝活動を展開。韓統連の宋世一(ソン・セイル)委員長がアピールした。
※写真-闘争勝利を決意し団結ガンバローを唱和する参加者