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米国大使館前で韓米合同軍事演習に抗議…韓成祐委員長がアピール
【2025年08月08日】

韓統連と韓青は8月8日、韓米合同軍事演習「乙支フリーダムシールド」(18~28日)に反対する米大使館前抗議行動に参加した。主催は「資本主義を超える新しい時代を拓く反戦実行委員会」(反戦実)。
反戦実の尾澤孝司氏が主催者あいさつ。「今回の韓米合同軍事演習は非常に大規模なものであり、中国や朝鮮との戦争に備えたものだ。朝鮮は同演習を『侵略戦争』だとして強く反発しており、緊張感が高まっている。平和を求める韓国の民衆と共に、危険な戦争演習に反対していきたい」と語った。
韓国から民主労総のキム・ウニョン慶北本部長がリモートで連帯あいさつ。「韓国では『光の革命』によって政権が交代したが、米国の戦争政策は強化されており、韓国政府もそれに従っている。現在、米国はインド太平洋地域において多国的軍事訓練を急速に拡大させており、戦争演習は1年中絶え間なく続いている。このまま放置すれば、わたしたちは否応なく戦争に巻き込まれていくだろう。韓日の民衆が立ち上がり、戦争演習に反対しなければならない。引き続き、団結して闘っていこう」と語った。
韓青の韓成祐(ハン・ソンウ)委員長がアピール。李在明(イ・ジェミョン)政権について「政権発足直後に朝鮮への敵対行動を止めたことは評価できるが、南北関係は既に以前の関係とは大きく変わっている。これまでと同じ政策では進展しないだろう。朝鮮政府は自らの目と鼻の先で軍事演習が行われることを絶対に容認しない。南北の信頼関係回復を根本的に進めるために、李政権は韓米合同軍事演習を全面中止すべきだ」と強調。「韓国が民族自主の路線へと進めるよう、これからも青年らしく闘っていきたい」と訴えた。
参加者全体でシュプレヒコール。大使館に向けて「米韓合同軍事演習を中止しろ」「米軍はアジアから撤収しろ」と訴えた。 また、8月19日には韓統連の金利明(キム・イミョン)氏が小倉駅前で開催された「平和をあきらめない北九州ネット」主催の街頭宣伝に参加し、韓米合同軍事演習に反対するスタンディングを行った。
※写真-アピールする韓成祐委員長