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三千里鐡道が6.15共同宣言25周年記念集会を開催…金鎮香氏と康宗憲氏が対談
【2025年06月14日】

NPO法人三千里鐡道は6月14日、名古屋市内で「6.15共同宣言25周年記念集会」を開催した。
三千里鐡道の都相太(ト・サンテ)理事長が主催者あいさつ。「歴史的な共同宣言発表から25年が経った今、非常に大きな期待を持てる瞬間にたどり着いた。今日の対談で朝鮮半島の明るい未来を皆さんと展望したい」と語った。
韓半島平和経済会議の金鎮香(キム・ジニャン)常任議長と三千里鐡道の康宗憲(カン・ジョンホン)顧問が「韓国の新たな政権と朝鮮半島の平和・統一を展望する」と題し対談。康顧問がトランプ政権下での朝米関係や朝鮮の現状、自主的平和統一の課題について金議長に提起。金議長は「米国のトランプ大統領は朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長に会いたがっている。しかし、以前のように容易ではない。韓米合同演習の中止、終戦協定の具体化がカギだ」とし、「4~5月に米国に渡り、トランプ政権の要人に朝鮮半島の平和について進言してきた」と語った。 朝鮮のリゾート開発の進捗状況を写真で紹介。「以前は訓練場だった場所がリゾート地として生まれ変わっており、朝鮮は平和を望んでいる」と強調。「この会場にいる皆さんは、有権者ではなく主権者だ。韓国、朝鮮半島の平和構築のために主権者として何をすべきか、考え行動してほしい」と訴えた。
※写真-対談する金鎮香氏と康宗憲氏