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正義党、「民主労働党」に改称
正義党は党員投票の結果、党名を「民主労働党」に改称したと5月5日、明らかにした。改称について同党は「大統領選挙で『社会大転換連帯会議』として対応するため」と説明した。社会大転換連帯会議は、民主労働党、労働党、緑色党の院外政党と公共運輸労組、化学石油労組の民主労総産別労組および独自に進歩政治を追求する諸勢力が参加する大統領選共同対応機構。同会議は4月29日、正義党のクィ・ヨングク代表を大統領選候補として選出した。クィ氏は「民主労働党を結党した2000年の初心に戻り再び始めよう」と訴えていた。民主労働党は1997年の大統領選に権永吉(クォン・ヨンギル)民主労総委員長が立候補する際に結成した「国民勝利21」を前身に、2000年に発足した進歩政党で、2011年に統合進歩党となった。統合進歩党を離党したグループなどが2012年に進歩正義党を発足し、2013年に正義党に改称した。