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モンダンヨンピルが交流事業「ウリトレ」開催…金昌五副委員長が講演

【2024年08月23日】

モンダンヨンピル(朝鮮学校を支援する韓国市民団体)は8月23日から25日に韓国と在日同胞青年の交流事業<ウリトレ(わたしたちと同年代)>IN大阪を開催。韓統連中央の金昌五(キム・チャンオ)副委員長が二日目のコリアタウンフィールドワークを担当した。

韓国と日本からそれぞれ12名ずつ合計24人の青年が参加し、モンダンヨンピルのスタッフが同行した。

24日の午後3時にKCC会館(大阪市生野区)の5階ホールで、「コリアタウンを訪ねる前に」と題して金副委員長が講演。コリアタウンが古くは百済と深いゆかりのある地域であること、日帝植民地時代に済州島と大阪港をつなぐ直行便が開通したために済州島出身者が多く居住していること、朝鮮の食材を売る店が多かったために朝鮮市場と呼ばれたが、時の流れとともに在日同胞の食生活も大きく変わり衰退する一方だったのが、韓国ドラマ「冬のソナタ」の爆発的なヒットとK-POPブームにより、いまや大変な観光地となったことなどを解説。参加者は熱心に聞き入っていた。

講演後は2班に分かれ、かつては百済川と呼ばれた平野川からコリアタウンを通って御幸森神社までフィールドワークした。

<ウリトレ>は毎年行われ今年で6回目。金副委員長は「韓国の青年と在日同胞青年との貴重な交流事業であり、今後の発展を期待したい」と語った。

※写真ー講演する金昌五副委員長