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韓米合同軍事演習に反対し米国大使館前で抗議行動…韓成祐委員長がアピール

【2024年08月08日】

8月19日より開始される韓米合同軍事演習「乙支フリーダムシールド」に反対する米大使館前抗議行動が8月8日に行われ、韓統連・韓青も参加した。主催は「資本主義を超える新しい時代を拓く反戦実行委員会」。

実行委の尾澤孝司氏が主催者あいさつ。「今回の韓米合同軍事演習は核戦争演習だ。今年に入って日本も韓米に対して積極的に軍事協力を行っており、このような動きは朝鮮半島のみならず、アジア全体の緊張を高めていく。断固反対していこう」と語った。

韓青中央本部の韓成祐(ハン・ソンウ)委員長がアピール。韓委員長は韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)政権に対して「韓米日の軍事同盟化を積極的におしすすめ、朝鮮に対しては拡声器放送などの敵対行為を繰り広げており、朝鮮半島の危機をかつてないほど高めている」と批判。「韓国で8月10日に開催される『汎国民大会』に韓青も積極的に参加し、尹政権を退陣させ平和を勝ち取っていきたい」と強調した。

韓国からキム・ウニョン民主労総慶南地域本部長がオンラインで連帯あいさつ。「7月28日に韓米日安保協力フレームワークが合意された。これは3カ国で初めて合意された軍事協力の文書であり、韓米日軍事同盟化は着々と進んでいる」と指摘。「今回の韓米合同軍事演習は核兵器使用を前提とした演習だ。民主労総や進歩陣営は、米国の覇権政策に反対し、尹政権を退陣させるための闘いを準備している。日本の仲間と連帯し、危険極まる軍事演習を中止させる」とアピールした。

米大使館に対して参加者全体でシュプレヒコール。韓米合同軍事演習中止、在日・在韓米軍撤退、辺野古新基地建設反対などを訴えた。

※写真-アピールする韓成祐委員長