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民主労総が民主党院内代表団と懇談会を開催…ヤン・ギョンス委員長「尹大統領の拒否権法案処理が宿題、至急に解決すべき」

【2024年6月14日】

「共に民主党」院内代表団、10日に民主労総を表敬訪問/パク・チャンデ院内代表「民主党に失望しただろう、行動する民主党になる」

民主労総執行部と「共に民主党」院内代表団が懇談会を開催し、第22代国会に向けた課題などを協議した。民主労総の機関紙「労働と世界」(6月11日)から紹介する(一部省略)。

パク・チャンデ「共に民主党」院内代表とキム・ジュヨン環労委幹事、ユン・ジョングン院内報道担当、チョン・ジヌク院内代表秘書室長、パク・ヘチョル対外協力委員長、キム・ヒョンジョン議員が6月10日午前、民主労総を訪問した。民主党院内代表一行は1時間ほどヤン・ギョンス民主労総委員長をはじめとする民主労総執行部と懇談会を持った。

ヤン委員長は尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権の2年間、労働者・庶民の苦痛が加重されている現実を指摘し、「第21代国会に対する期待が大きかったが、良い点数を与えることは難しかった」と語った。ヤン委員長は続けて「『国民の力』や保守勢力の妨害ももちろんあったが、民主党の意志の限界が明確だった」としながら、「第22代国会では民主党がこの限界を突破し克服しなければならない」と指摘した。

パク院内代表も第21代国会で民主党が限界を示したことを認めた。パク院内代表は「第21代国会とは異なり、実践する国会、行動する民主党をスローガンとして掲げている以上、言葉ではなく行動と成果で示す」と応じた。

民主労総は民主党議員らに民主労総の6大核心要求(△労組法2・3条の改正△5人未満の事業場に労働基準法の全面適用△産別交渉の制度化△週4日制、労働時間の上限制の導入△富裕層への増税と福祉財政の拡大△社会保険、医療、ケア、エネルギーへの国家責任と公共性の強化)を伝えた。パク院内代表は「民主労総の政策提案が総選挙時に民主党の政策を樹立する上でも多くの助けになった」とし、「労働が尊重される社会を早めるために民主党が最善を尽くす」と述べた。

民主労総は特に第22代国会の至急な課題として、最低賃金の差別適用を防ぐことと依然として続く建設労組への弾圧を中止することを提起した。

民主労総執行部と民主党議員らは尹政権の反労働政策に対応するため、意志疎通の窓口を準備する必要性でも意を共にした。事務金融労組委員長出身のキム議員は「民主党と民主労総が相互の信頼を築き労組員にも信頼されるためには、民主党が労働界の要求を受けて満足するに値する成果を出さなければならないが、この間そうではなかった」とし、「このため両者が意思疎通できる常設窓口が設けられる必要がある」と語った。

懇談会には、民主労総側からイ・テファン首席副委員長、コ・ミギョン事務総長、イ・ヤンス副委員長、イ・ミソン副委員長、ハン・ソンギュ副委員長、ホン・ジウク副委員長が参加した。

※写真-民主労総と「共に民主党」の懇談会(6.10、民主労総本部)

原文

https://worknworld.kctu.org/news/articleView.html?idxno=504753