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都内で第7回尹錫悦政権糾弾集会を開催…汚染水海洋投棄を批判

【2023年07月08日】

東京民主実践連帯(東民連)は7月8日、都内の新宿駅西口地下広場で第7回尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権糾弾集会を開催。韓統連・韓青や在日同胞、ニューカマーの韓国人や日本人が有志で参加した。

東民連のペ・ウンミ代表が主催者あいさつ。「日本の海洋テロともいえる福島原発汚染水の海洋投棄を、尹錫悦政権は黙認している。こんな人物が韓国の代表者であってはならない」と批判。日本市民に対して「放射性物質はガンの危険性があり、今回海洋投棄すれば取り返しのつかないことになる。積極的に反対の声を上げてほしい」と訴えた。

 韓青中央本部の韓成祐(ハン・ソンウ)委員長は福島原発の汚染水海洋投棄について「IAEAが日本と韓国を歴訪しているが、グロッシ事務局長からはきちんとした説明がなく、到底納得することができない。より科学的な立証をするべきであり、断固反対する」と強調した。

 韓統連の申久江(シン・クガン)氏と李香代子(イ・ヒャンデジャ)氏は、「日本政府の放射性廃棄物の海洋投棄は人類の海を冒涜する国家的な犯罪行為であり、それを擁護する尹錫悦大統領には大統領の資格はない」と語った。他の参加者たちも口々に汚染水海洋投棄に反対した。

 韓統連の李俊一(イ・チュニル)総務部長が閉会あいさつ。「今回の汚染水海洋投棄や、強制動員被害者(元「徴用工」)問題は、すべて日本政府の都合のいいように進んでいる。尹政権の対日屈辱外交が根本的な要因であり、このような売国政権にわたしたち民族の運命を委ねてはならない」と主張。「韓国では先日、進歩陣営が中心となり、尹錫悦政権退陣運動本部が結成された。今後、退陣運動はより強固になっていくだろう。わたしたちも連帯し、今後も粘り強く闘っていこう」と語った。

※写真―アピールする韓成祐委員長(中央)

糾弾集会の模様が韓国のインターネットメディア「The探査」でライブ中継されました。動画はこちらをクリック