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韓青がモンダンヨンピル主催の韓国紀行に参加…在日同胞の現状を市民とともに共有
【2023年06月03日】
韓青は6月3日から4日まで、在日韓国人良心囚同友会とともに、モンダンヨンピル(朝鮮学校を支援する韓国国内の団体)の招請行事「在日同胞との同行」に参加した。韓青からは韓成祐(ハン・ソンウ)中央委員長と兵庫県本部の朴偕泰(パク・ヘテ)盟員が参加し、同友会からは柳英数(ユ・ヨンス)氏と李東石(イ・ドンソク)氏が参加した。
3日、仁川空港でモンダンヨンピル事務局と合流。午後からソウル特別市鍾路(チョンノ)区にある「美しい青年 全泰壹(チョン・テイル)記念館」に移動し、モンダンヨンピル会員約30名と共に「反韓ベトコン 韓民統の真実」(MBCが制作したドキュメンタリー番組、2003年放送)と「スパイ」(KBSが制作したドキュメンタリー番組,2021年放送)を鑑賞。その後参加者全員で質疑応答形式のトークショーが行われた。『祖国が棄てた人びと』の著者キム・ヒョスン氏も参加する中、韓委員長は韓青に関することや生い立ちに関する質問を受け、自身の経験や韓青活動で得た学びについて語った。
4日、江華島(カンファド)を訪問。朝鮮戦争時の国連軍遊撃隊と右翼青年団体による民間人虐殺の現場をフィールドワークした。江華島在住のモンダンヨンピル会員が講師を務め、虐殺現場を訪ね歩きながら虐殺が起きた背景や、真相究明の必要性について解説。江華島に隣接する喬桐島(キョドンド)では乙支タイガー旅団の戦跡地を訪ね、虐殺の加害者である右翼青年団を称える史跡が残り、民衆虐殺の歴史を伝える史跡が無いことへの矛盾を説いた。対岸に朝鮮が見える燕尾亭(ヨンミジョン)を訪問。国楽演奏家とギター演奏家による「イムジン河」の演奏や、モンダンヨンピル事務局の文化公演などが行われた。
ソウル市内でモンダンヨンピル事務局と交流。今後の交流・協力事業について協議した。
※写真-歓迎交流会(左から柳、朴、韓氏)