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全国でG7広島サミットに抗議行動…尹康彦広島本部代表委員が発言
【2023年05月13日】
G7広島サミット開催に対し、開催地の広島はじめ、各地域で反対の取り組みが行われ、韓統連も積極参加した。
広島では5月13日、「G7広島サミットを問う市民のつどい 岸田首相は軍拡のために被爆地ヒロシマを政治利用するな」が広島市内で開催された。主催は同実行委員会。
つどいでは、多様な視点からG7サミットは不要・開催反対の報告がされ、韓国からは、韓国進歩連帯の韓忠穆(ハン・チュンモク)常任共同代表の連帯メッセージが送られた。参加者全体で「戦争も核戦争も原発も気候危機も性差別も解決できないG7を広島で終わらせよう!」とアピールが採択された。
14日には、同実行委員会主催で「原爆前ドーム集会 市民の国際連帯で核兵器・原発・軍隊のない東アジアをつくろう」を開催。韓統連広島本部の尹康彦(ユン・ガンオン)代表委員が発言した。
尹代表委員は「尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権の日本に対する無条件の協力姿勢・対日屈辱外交を許すことはできない。」と、尹政権の姿勢を厳しく糾弾。「韓米日軍事同盟化と朝鮮半島での戦争危機拡大につながるG7広島サミットの開催と尹大統領の参加に反対だ」と強調した。また「朝鮮戦争の停戦協定70年を迎える今年、朝鮮半島の平和を実現することは喫緊の課題。朝鮮半島における核戦争の危機を増大させ、東アジアの軍事緊張を高める韓米日軍事同盟化を許してはいけない」と指摘。「停戦70年 朝鮮半島平和行動」を紹介し、「韓米日軍事同盟と合同軍事演習に反対し朝鮮半島・東アジアの平和を実現しよう。」と訴えた。集会後、参加者は広島市内で「G7サミット開催反対」を訴えデモ行進した。
東京では「G7広島サミットに反対する東京実行委員会」が5月18日に、「G7サミット反対!5・18新宿デモ」を開催。李俊一(イ・チュニル)総務部長が発言した。李部長は尹政権に対して「米国の核の傘の下で朝鮮、中国、ロシアを刺激しているが、実際に戦争が起こった場合、まっさきに被害を受けるのは朝鮮半島の民衆だ。私たちは自らの命を守るために、尹政権の戦争挑発を止めなければならない」と語り、サミットにおける韓米日軍事同盟の拡大に反対した。集会終了後は、新宿駅周辺をデモ行進した。
また「日韓和解と平和プラットフォーム」が5月19日に「平和で持続可能な未来に向けた日韓市民社会の各界有志の共同宣言」を発表。韓統連の中央(宋世一委員長、李総務部長)、地方本部と韓青中央本部が賛同した。
※写真-原爆ドーム前で発言する尹康彦広島本部代表委員