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都内で尹錫悦政権糾弾集会を開催…韓米日軍事同盟に反対の声
【2023年04月08日】
東京民主実践連帯(東民連)は4月8日、新宿駅西口地下広場で第4回尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権糾弾集会を開催。韓統連・韓青や在日同胞、ニューカマーの韓国人や日本人が有志で参加した。
韓青中央本部の韓成祐(ハン・ソンウ)委員長が発言。3月に行われた韓米合同軍事演習について「核兵器が運用できる戦略兵器を動員したもので、朝鮮半島に戦争をもたらす極めて危険な演習だ」と批判。「尹政権は朝鮮に対する敵対行為を一切中止すべきだ。在日同胞青年として、朝鮮半島の平和的統一のため先頭に立っていく」と決意を述べた。
東民連のソン・イネ幹事は尹政権が対日屈外交によって支持率が急速に低下したことを指摘。ペ・ウンミ代表は尹政権の「徴用工(強制動員被害者)」問題解決案について「過去日本が犯した罪に免罪符を与えたもので、到底容認できない」と批判。「最悪の親日屈辱外交であり、撤回すべきだ」と強調した。
韓国からの留学生のリュ・ミソン氏は現在の韓国社会について「韓国では青年たちがSNSで呼びかけあって尹錫悦退陣集会にたくさん参加している」と述べ、「日本でも集会をしていると聞いて駆けつけた。これからも一緒に闘っていきたい」と語った。
インターネットメディア「日本のメディアが伝えない週刊韓国ニュース」の西田尚史氏は、梨泰院惨事に対する対応や、韓国と日本の政権の急速な右傾化を批判した。
韓統連の李俊一(イ・チュニル)総務部長が閉会あいさつ。「尹政権は今月末に米国に渡る。屈辱的な韓日首脳会談を外交成果として米国に称賛されるだろう。これほど腹立たしいことはない」と糾弾。「5月の広島サミットに尹大統領は参加し、いよいよ韓米日軍事同盟の強化を世界的にアピールするだろう。このような危険な動きを座視することは断じてできない。民衆の団結した力は、かならず世界を変えることができる。韓国民衆と連帯し、勝利の日まで団結して闘おう」と語った。
※写真-シュプレヒコールする李俊一総務部長