主張・声明

声明板門店宣言発表1周年を迎えて

2019年 4月 27日

8千万同胞が熱烈に支持し、国際社会がこぞって歓迎した歴史的な板門店宣言発表から1周年を迎えた。南北首脳がともに手を取り合って板門店の軍事境界線を北から南へ、南から北へと乗り越えた、感動的な1年前の光景がふたたび目に浮かぶ。板門店宣言は9月ピョンヤン共同宣言とともに朝鮮半島の平和、繁栄、統一の実現に向けた綱領である。

しかし現在、共同宣言の履行は困難に直面している。米国は南北の協力事業すなわち共同宣言履行を執拗に妨害しており、金剛山観光と開城工団さえも門を閉ざしたままだ。明白になったのは、米国の不当な干渉と圧迫を跳ね返さない限り共同宣言の履行は不可能だということだ。キャンドルデモによって登場した文在寅政権は民族自主統一勢力に依拠し、米国に対して自主性を発揮しなければならない。また最近、極右の太極旗部隊と合流し共同宣言履行を妨害する動きをいっそう露骨化している自由韓国党は積弊清算対象の核心であり、解体されなければならない。

第2回朝米首脳会談が不調だったことを受けて、4月12日北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の金正恩国務委員長が米国に対して、関係改善のために年内までに朝米双方が受け入れ可能な方案を出すよう要求した。関係悪化の元凶であるボルトン大統領補佐官ら対北強硬派を無力化させることが重要だ。同時に米国強硬派と結託し、朝鮮半島の平和に逆行している安倍政権に反対する。

板門店宣言1周年のこの日を迎えて、DMZ(非武装地帯)の南側ラインを平和の願いを込めて人間の輪で繋ごうという趣旨で、「平和のための人間の鎖」行動が展開される。あわせて臨津閣では自主統一民族大会が開催される。この平和統一のための行事には韓統連代表団が参加する。

南北海外は共同で、板門店宣言発表の4月27日からピョンヤン共同宣言発表の9月19日までを共同宣言の集中履行期間に設定した。この期間に南北海外で統一旗寄せ書き運動、8・15記念大会、南北海外の学生による祖国縦断行進、シンポジウム、統一マダンなど共同宣言履行を促進する多様な事業を計画している。「南と北は、わが民族の運命はわれわれ自ら決定するという民族自主の原則を確認した」(板門店宣言)。自主の精神で南北海外8千万同胞が固く団結すれば、われわれの前進を誰も遮ることはできない。集中期間運動を全力で展開することによって停滞状況を打破し、共同宣言履行に向けた新たな局面をきりひらこう。

2019年4月27日
在日韓国民主統一連合