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すぐわかる!韓国選挙ニュース(2012年)
◆すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース 12月20日号 第21号(最終号)

 ■第18代大統領に朴槿恵候補が当選

 19日に実施された韓国第18代大統領選挙で、セヌリ党の朴槿恵候補が15,773,128票(51.6%)を獲得し、民主統合党の文在寅候補(14,692,632票=48.0%)を押さえて当選した。朴候補は同日夜、「国民に対する約束を必ず実践する」と表明した。
 今回の選挙の投票率は75.8%で、金大中大統領が当選した第15代大統領選挙(80.6%)後、最も高い投票率だった。

■文在寅候補が会見「私の力不足」

 民主統合党の文在寅候補は19日夜に会見し「私の力不足だった」と明らかにし、「政権交代と新しい政治を望む国民の熱望を成し遂げられなかった」と述べ、朴当選者に「国民統合と共生の政治をお願いする」とメッセージを送った。

■統合進歩党 代弁人論評を発表

 統合進歩党は19日、大統領選挙結果に対する選対委報道担当論評を発表し、その中で「政権交代を実現できなくて残念だ。民主主義と南北関係、民生の危機が、これ以上悪化しないことを願う。労働者・農漁民・庶民のための進歩政治のために力をつくす」と明らかにした。

■この間「すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース」を、ご愛読くださり感謝いたします。

以上


◆すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース 号外

12月16日に行われた、韓国大統領選挙候補者(朴槿恵・セヌリ党候補、文在寅・民主統合党候補)らによる第3回TV討論会が、YouTubeにアップされています。約1時間45分の内容です。
下記のURLで視聴することができます。
韓国版のYouTubeなので、すべての討論は韓国語で進行され、字幕はありません。

http://www.youtube.com/watch?v=oBO1T_BqtVo


◆すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース 12月13日号 第20号

●大統領候補者が第2回テレビ討論会―経済・労働・福祉問題で舌戦

 セヌリ党の朴槿恵候補と民主統合党の文在寅候補、統合進歩党の李正姫候補が10日、第2回テレビ討論会に出演し、経済・労働・福祉などの政策について討論した。
 李候補は冒頭、朴候補が全斗煥元大統領から受け取った6億ウォン(現在の価値で約300億ウォン=約25億円)と1980年に大企業の会長から自宅を提供された問題で「贈与税や取得税をきちんと払ったのか」と朴候補に質問、朴候補は明確な回答を避けた。李候補は「高所得層が多額の税金を払ってこそ福祉が可能。高所得層が財産を隠していて、庶民が税金を払う気になるだろうか」と批判した。
 経済民主化の問題に関して、李候補は「富の集中構造と財閥オーナー一家の経営権世襲をどのように解決するかが重要」だとして財閥解体を主張、文候補は「韓国社会には政経癒着の現実があり、その中心にはセヌリ党がいる」と指摘、「過度な財閥解体」を否定しながらも、財閥改革の必要性を訴えた。朴候補は、「減税と規制緩和と法整備」の必要性を強調しながら、「富裕層への減税は、中産層や市民にも還元される」としたが、文、李候補から「結局は財閥と富裕層への優遇措置であり、経済民主化を実現できない」と批判を受けた。
 第3回テレビ討論会は16日夜、社会・教育問題をテーマに実施される。

●安哲秀元候補、各地で文在寅候補への支持遊説

 7日の釜山での合同遊説を皮切りに、安哲秀元候補が文在寅候補への街頭応援を始めた。
 7日の釜山に続き、8日にはソウルの光化門広場で、9日には京畿道軍浦市などで文候補と安元候補が合同遊説を行い、多くの市民から文在寅コールと安哲秀コールを受けた。
 また安元候補は、10日に光州市内で、11日にはソウルの大学街をまわって文候補への支援遊説を行い、投票への参与を訴えた。
 安元候補は、「文候補が6日に発表した新政治のための国民への約束が必ず守られると信じ、無条件で支援することにした。新政治と政権交代のために必ず投票への参加をお願いする」と訴えた。
 
●在外投票が終了

 中央選挙管理委員会によると、12月5日から10日まで世界110カ国・地域の164の公館で行われた在外投票には、事前に登録した有権者22万2389人のうち、15万8235人が投票を行った。投票率は71.2%で、4月の総選挙の45.7%よりも増加したが、在外有権者全体では7.1%だった。日本では登録した有権者数3万7342人のうち、2万5312人が投票し、投票率は67.8%で、日本在住有権者全体の5.47%だった。

◆すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース 号外

12月10日に行われた、韓国大統領選挙候補者(朴槿恵・セヌリ党候補、文在寅・民主統合党候補、李正姫・統合進歩党候補)らによる第2回TV討論会が、YouTubeにアップされています。約2時間の内容です。
下記のURLで視聴することができます。
韓国版のYouTubeなので、すべての討論は韓国語で進行され、字幕はありません。
最初の7分30秒はMBCのロゴだけですがその後始まります。

http://www.youtube.com/watch?v=L1VTN0QDuxI
以上 


◆すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース 12月10日号 第19号
●安哲秀氏、文在寅候補を支持・支援/合同遊説、熱気に包まれる

 大統領選の出馬を辞退した無所属の安哲秀氏が12月6日、民主統合党の文在寅候補を全面的に支持し、積極的に支援活動をする意向を表明した。
 文、安両氏は6日、ソウル市内で会談し「政権交代のためにより一層力を合わせる」ことで一致。「韓国の危機克服と新しい政治のために大統領選以降も緊密に協議する」方針を申し合わせた。
 文候補は7日、街頭応援をスタートさせた安氏と釜山市内の遊説会場に登場。「新しい政治と政権交代の実現」を訴え、埋め尽くした市民からの文在寅コールと安哲秀コールで会場は熱気に包まれた。
釜山での合同遊説の勢いに乗り文候補は8日、ソウル・光化門広場で「光化門大勝利」と称して遊説を繰り広げ、集まった市民3万5千人の歓呼を受けた。
 9日にも両氏の合同遊説が京畿道軍浦市内で行われ、約4千人の市民の歓迎の中、支持を訴えた。
安氏の文候補への支持・支援は文候補に大きな追い風となる一方、セヌリ党の朴槿恵候補にとっては、一定数の有権者が文候補に流れるのは確実で、朴陣営は危機感を強めているとメディアは報じている。
 
●本日10日、第2回テレビ討論会/李正姫候補、意欲を示す

 第1回テレビ討論会で、セヌリ党の朴槿恵候補を厳しく追及し、旋風を巻き起こした統合進歩党の李正姫候補は、第2回テレビ討論会について「これまでにない政策、進歩的な政策を提案する」と意欲を示している。
 第2回テレビ討論会は経済、福祉、労働をテーマに本日10日午後8時から。韓国のKBS、MBC、中央選挙管理委員会のホームページ(www.nec.go.kr)で視聴できる。

 

◆すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース 号外
12月4日に行われた、韓国大統領選挙候補者(朴槿恵・セヌリ党候補、文在寅・民主統合党候補、李正姫・統合進歩党候補)らによるTV討論会が、YouTubeにアップされています。約2時間の内容です。
下記のURLで視聴することができます。
韓国版のYouTubeなので、すべての討論は韓国語で進行され、字幕はありません。
最初の5分はMBCのロゴだけですがその後始まります。
http://www.youtube.com/watch?v=2RTY5oh8790 

◆すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース 12月6日号(5日発行) 第18号
●大統領選挙候補者のテレビ討論会がスタート―朴槿恵候補、文在寅候補、李正姫候補が舌戦

 韓国大統領選挙(19日投開票)を前に、セヌリ党の朴槿恵候補と民主統合党の文在寅候補、統合進歩党の李正姫候補が4日、中央選挙管理委員会主催の第1回テレビ討論会に出演し、舌戦を繰り広げた。
 大統領選の行方を左右する今回のテレビ討論で、3候補は政治・外交・安保・統一政策について討論した。安保問題について、文候補は「李明博政府は安保を強調しているが、実際には哨戒艦沈没事件、延坪島砲撃事件などが発生し、安保に穴が開いていた」と指摘し、現政府が安保分野で無能だということを物語っていると批判した。
 李候補は朴候補の統一政策について集中的に攻撃し、「朴候補が大統領になれば、7・4南北共同声明から南北基本合意書、6・15共同宣言、10・4宣言まですべて完全に履行するか疑わしい」と追及した。最後に、李候補は「朴候補を必ず落選させる」と強調。これに対し、朴候補は露骨に不快感を示した。
 次回は10日夜、経済、福祉、労働、環境をテーマに、第3回は16日夜、社会、教育、文化、女性をテーマに実施される。
 
●安哲秀氏が政権交代に向けて文在寅候補を全面支援へ

 候補を辞退した安哲秀氏が政権交代に向けて、民主統合党の文在寅候補を全面支援する方針を固めた。早ければ5日午後にも、文候補の遊説先を訪れる可能性がある。
 安氏側の関係者は、「文氏を全面支援する方針が固まった。会議で支援方式を協議しており、早ければ5日午後から動ける」と話した。支援方式は2者会合の実施はもちろん、文候補の遊説先を訪問して支援するなどの案が出ている。

 

◆すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース 11月29日号 第17号

●文―安、候補一本化が実現

 民主統合党の文在寅候補と無所属の安哲秀候補の候補一本化を巡る交渉が紆余曲折を経ながら続く中、安候補は11月23日、記者会見を開き候補辞退を宣言した。
 安候補は「これ以上、一本化の方式を巡って争うのは、国民に対して道理が立たない」と述べ、「文候補が一本化候補です。文候補に声援を送ってください」と支持者に訴えた。文候補陣営は同日、「私たちは安候補と彼を支持したすべての国民とともに力を合わせ、必ず政権交代を成し遂げて新しい政治と新しい時代を開いていく」と述べた。
統合進歩党は同日、論評を通じて「大きな目標を実現するために自身をささげる安候補の行動に敬意を表する」「政権交代を願う国民の意志に従い、必ず政権交代を実現できるよう最善を尽くす」と述べた。
 
●大統領候補登録(公示)が終了、朴、文、李候補らが届け出

 大統領候補登録が11月25〜26日に行われ、7人の候補者が届け出た。
 セヌリ党の朴槿恵候補は25日、登録を行うとともに議員辞職を表明した。文候補も同日、登録し「一本化候補としての大きな責任、政権交代への歴史的責任が私に課せられた」「重い使命感をもってこの責任を果たす」と決意を述べた。統合進歩党の李正姫候補も同日、登録し、野党連帯の構想について「進歩と民主改革勢力すべてが手を握ってこそ、保守勢力を倒す力が集まり、進展のスピードが加速される」と述べた。進歩正義党の沈サンジョン候補は26日、不出馬と文候補支持を表明した。

その他に4人の無所属候補が届け出た


◆すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース 11月22日号 第16号

●文在寅候補と安哲秀候補が「新政治共同宣言文」を発表

 民主統合党の文在寅候補と無所属の安哲秀候補は18日、「新政治共同宣言」を発表して「新しい政治で、新しい大韓民国を開く」と宣言した。
 宣言文では「既成政治の無能と過度な葛藤を越えて、協力と共生の政治、既得権をなくして民意を正しく代弁し、民生の責任を負う生きた政治、国民主権時代を迎えて、代議民主主義に直接民主主義を補完する参加と疎通の政治が、私たちが指向して実践しようとする新しい政治」と明らかにし、具体的には▲新しいリーダーシップと新しい国政運営方式で疎通とガバナンス(協治)▲政治革新を通し既得権をなくす▲新しい政治と政権交代のための国民連帯形成など4種類の枠組みに合意した。

●文在寅候補と安哲秀候補 22日 候補一本化に向け直接会談

 文在寅民主統合党大統領候補と安哲秀無所属大統領候補が、膠着状態になっている一本化方式交渉と関連した議論のために、22日午前10時30分会談を持つ。両候補側は会合場所を公開しないで非公開で会合を進める。
 先立って文候補は22日夜、放送3社を通じて生中継された候補一本化討論で「交渉チームが遅々として進まないから、明日直ちに会おう」と候補間会合を提案し、安候補は「そうしたら良いだろう」、「多くの国民が心配している。一緒に会って良い方案が導き出されることができたら良いだろう」と返答した。

●李正姫候補が「想像しよう コリア連邦」を提示

 統合進歩党の李正姫候補は16日、記者懇談会で「想像しよう コリア連邦」を、今回の大統領選挙の核心キーワードとして提示した。李候補が言う「想像しよう コリア連邦」は、不平等な韓米関係の解消と朝鮮半島の統一を通した北東アジア繁栄を意味する。
 彼女は「朝鮮半島は象徴的に一つの民族で、一つの経済、一つの共同体を成し遂げながら互いに補完してきた」と述べ、「“想像しようコリア連邦”は、二つの経済体制に分かれたものを克服して、互いに協力しながら新しい発展のエネルギーを作ること」と説明するとともに、「不平等な韓米関係によって、被害をこうむってきた韓国民の人権保障と韓国の主権確立のための唯一で根本的な解決法は南北の統一」と強調した。
 


◆すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース 11月15日号 第15号
●朴槿恵候補が外交・統一政策を発表―矛盾した政策と国民から批判

 セヌリ党の朴槿恵候補は5日、外交・安保・統一政策を発表した。「南北関係正常化のために北の指導者と会談し、離散家族問題も解決する」「資源の共同開発を推進し、ソウルとピョンヤンに南北交流協力事務所を設置する」と語る一方、「北の強圧的な挑発に対抗して、韓米同盟を含む包括的な防衛力の強化」「軍事抑止力の強化」「北朝鮮人権法の制定と脱北者支援を強化」など対北対決政策を前面に押し出している。南北の交流協力を活性化すると主張しながら南北関係では相手を敵視するという矛盾した公約を掲げ、かえって野党や国民から批判を受けている。
 
●文在寅候補と安哲秀候補が大統領選挙の公約を発表―一本化に向けて葛藤も

 民主統合党の文在寅候補と無所属の安哲秀候補は11日、それぞれの政策公約を明らかにした。文候補は、雇用革命、経済民主化、平和と共存など、核心公約「五つの門」を発表、安候補は7大ビジョンと25の政策、具体的計画を含めた公約集「安哲秀の約束」を発表した。6日に候補一本化に向けて合意していた両陣営は、協議チームを構成して13、14日に会合を持ったが、当初合意していた「新政治共同宣言」は発表されず、協議はいったん中断した。
 
●李正姫候補が労働政策の公約を発表

 統合進歩党の李正姫候補は11日、全泰壱烈士42周忌労働者大会に際して記者会見を開き、整理解雇被害者保障特別法制定、非正規職の正規職化、労働三権の全面保障、特殊雇用労働者への労災保険全面適用などを骨子とする労働政策の公約を発表した。また統合進歩党の四つの50%として、労働組合組織率50%、最低賃金の平均賃金50%以上の法制化、高所得層への50%税率適用、食料自給率50%を掲げ、労働者と農民、庶民の力でこれを実現しようと訴えた。

◆すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース 11月8日号 第14号

●朴槿恵候補が投票時間延長を拒否―時間延長を求める運動が活発化

野党などが求める大統領選挙の投票時間延長要求に関連し、セヌリ党は「大統領選候補が辞退した際には国庫補助金を返還する、いわゆる『食い逃げ防止法』と一体化して処理する」ことを提案。文在寅候補と安哲秀候補がこれを受け入れたにもかかわらず、朴槿恵候補陣営は自らの提案自体を反故にし、「投票時間の延長」を事実上拒否した。これに対し、野党や市民団体、青年学生団体は一斉に批判、投票時間延長問題が選挙政局の争点になっている。野党や市民団体、青年学生団体は今後、オンライン署名運動やキャンドル集会など多彩な運動を展開、時間延長を求めていく。

●文在寅候補と安哲秀候補、野党候補一本化に合意

 民主統合党の文在寅候補と無所属の安哲秀候補が6日、野党候補一本化に向けて会談し、候補者登録(公示)が始まる25日までに一本化することを含む7項目に合意した。両候補は双方の支持者を連帯させる必要があると強調し、その一環として政党改革などを含む「新政治共同宣言」を発表する。

●統合進歩党が民生希望実践団を発足し、労働者、農漁民の中へ

 統合進歩党は6日、ソウル市内の党本部前で民生希望実践団発足式を開き、李正姫候補らが参加した。李候補は「韓国社会で労働者の生活、農漁民の希望に責任を持つものはわれわれしかいない」と述べ、「50日後、民衆から本当によくやったとの激励を受け、心から笑える日を待とう」と語った。

民生希望実践団は25日まで全国各地を巡回し、労働者、農漁民と会う民生大長征を進め、李候補もこれに積極的に参加する計画だ。

 


◆すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース 11月1日号 第13号
●セヌリ党と先進統一党が合流
 与党・セヌリ党と保守野党・先進統一党は10月25日、合流してセヌリ党の朴槿恵候補の当選を目指すことで合意した。国会議席数(定数300)は153となり過半数を確保する。
 先進統一党は中部・忠清道に一定の影響力を持つため、当初は朴候補の好材料になりそうだとされたが、合流に反対して先進統一党から離党する前議員、地方自治体の首長・議長らが続出し、クォン・ソンテク前議員は電撃的に民主統合党に入党するなど、合流をめぐる雑音が収まらない状態だ。
 セヌリ党は野党の候補一本化を「野合」だと批判してきたが、今回の合流こそが「野合」だとの批判が出ているとメディアは伝えている。
 
●野党候補一本化協議、11月10日以降に本格化
 民主統合党の文在寅候補側は10月30日、無所属の安哲秀候補側に対し、候補一本化の協議に入ることを公に要求した。安氏陣営は当面は政策づくりを優先しながらも、骨格が固まる11月10日以降に協議に応じる構えだ。
 
●統合進歩党の李正姫候補、闘争現場を連続訪問
 統合進歩党の李正姫候補は公認候補に確定後、連日、「民衆のなかへ」をスローガンに、民衆闘争の現場へ足を運び、ともに闘う姿勢を明らかにしている。
 双龍自動車労組、現代自動車労組の闘争を支援した後、10月30日には慶尚南道・慶州で開かれた韓中FTA(自由貿易協定)反対集会に参加し農民とともに反対の声をあげた。翌日は光州に移動し各現場を訪問している。 

◆すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース 10月25日号 第12号

●在外選挙人登録が終了(10月20日)

大統領選挙の在外選挙人登録が10月20日に終わり、日本では有資格者(永住権者・在留者)462,509人のうち登録者37,126人、登録率8.03%だった。在外投票は12月5〜10日まで在外公館などで実施される。

●セヌリ党の朴槿恵候補、相次ぐ悪材料(10月中旬〜)

セヌリ党の朴槿恵候補が理事長を務めていた正修奨学会の現理事長らが、持ち株の売却益を朴候補の地元へ電撃的に社会還元することで、朴候補の支持を広げようとしていたことが明らかになった。朴候補は自身とは関係ないとしているが、歴史認識問題に続く悪材料となっているとメディアは伝えている。

また、セヌリ党の鄭文憲議員は国会で、2007年南北首脳会談時の単独会談で盧武鉉大統領がNLL(北方限界線)問題などで譲歩し、その時の責任者が民主統合党の文在寅候補だと追及した。ところがこれを裏付ける証拠がなく、文陣営と民主統合党は政治工作・宣伝だとして全面的な反撃に出ている。

●候補一本化への動きが始まる(10月25日)

文在寅候補が10月13日、安哲秀候補へ候補一本化のための政治革新委員会を共同で構成することを提案した。安候補は直ちに受け入れるのは難しいとの立場。25日には白楽晴、呉宗烈氏ら元老で構成する「希望2013勝利2012円卓会議」が候補一本化を促進し、その方案を発表する予定だ。

●李正姫前共同代表、統合進歩党の大統領候補に選出(10月21日)

統合進歩党では李正姫氏(前共同代表)が10月20日、閔丙烈氏(最高委員)をおさえ、公認候補に確定した。李氏は翌日、受諾演説を通じて「統一へ向かう民族の前途を切り開く6・15,10・4宣言を守る」と強調した。

一方、統合進歩党を離党した勢力は21日、進歩正義党の結党大会を開き、沈サンジョン氏を公認候補に選出した。


◆すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース 10月25日号 第12号

●セヌリ党の朴槿恵候補、相次ぐ悪材料(10月中旬〜)
セヌリ党の朴槿恵候補が理事長を務めていた正修奨学会の現理事長らが、持ち株の売却益を朴候補の地元へ電撃的に社会還元することで、朴候補の支持を広げようとしていたことが明らかになった。朴候補は自身とは関係ないとしているが、歴史認識問題に続く悪材料となっているとメディアは伝えている。

また、セヌリ党の鄭文憲議員は国会で、2007年南北首脳会談時の単独会談で盧武鉉大統領がNLL(北方限界線)問題などで譲歩し、その時の責任者が民主統合党の文在寅候補だと追及した。ところがこれを裏付ける証拠がなく、文陣営と民主統合党は政治工作・宣伝だとして全面的な反撃に出ている。

●候補一本化への動きが始まる(10月25日)
 文在寅候補が10月13日、安哲秀候補へ候補一本化のための政治革新委員会を共同で構成することを提案した。安候補は直ちに受け入れるのは難しいとの立場。25日には白楽晴、呉宗烈氏ら元老で構成する「希望2013勝利2012円卓会議」が候補一本化を促進し、その方案を発表する予定だ。

●李正姫前共同代表、統合進歩党の大統領候補に選出(10月21日)
 統合進歩党では李正姫氏(前共同代表)が10月20日、閔丙烈氏(最高委員)をおさえ、公認候補に確定した。李氏は翌日、受諾演説を通じて「統一へ向かう民族の前途を切り開く6・15,10・4宣言を守る」と強調した。

 一方、統合進歩党を離党した勢力は21日、進歩正義党の結党大会を開き、沈サンジョン氏を公認候補に選出した。


◆すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース 10月10日号 第11号
●李正姫前共同代表、統合進歩党の大統領候補選出の予備選挙に出馬を表明(9月25日)

 李正姫氏(前共同代表)が9月25日、大統領候補を選出するための党内予備選挙への出馬を表明した。李氏は「統一をしっかりと打ち出してこそ進歩といえる」「われわれを生かす道は統一だ」と述べながら、6・15共同宣言と10・4宣言の履行を強調した。
 また、10・4宣言5周年を迎えて「大統領候補は確固とした統一意志を示し、国家保安法を廃止する公約を掲げなければならない」との談話を発表し、11月にこうした自身の統一意志を伝えるために訪北する考えがあることを明らかにした。
 予備選挙には閔丙烈氏(最高委員、非常対策委員会委員・報道担当)も出馬している。
 同党は10月15日から19日まで党員投票を実施し、21日に候補選出大会を開き公認候補を確定する予定だ。
 
●新進歩政党推進会議、進歩正義党を結党し大統領選挙候補擁立へ(10月7日)

統合進歩党の離党派で構成する新進歩政党推進会議は10月7日、新進歩政党結党準備委員会結成大会を開き、21日に進歩正義党を結党し同党の大統領選挙候補を確定することにした。
 

◆すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース 9月25日号 第10号
●セヌリ党の朴槿恵候補、側近の不正疑惑が連続浮上(9月20日)

 与党・セヌリ党の朴槿恵候補(60)に近い国会議員や議員経験者らに、総選挙の公認をめぐる金銭がらみの疑惑が相次いで表面化している。検察は20日、朴候補の公認選対策本部長の洪思徳前議員を、総選挙前に不正な政治資金を受け取った容疑で捜査した。側近の宋永仙元国会議員については、朴候補の選挙資金の名目で事業家に献金を要求した録音記録が19日、公開された。親朴系(朴槿恵派)の李在暎議員も公職選挙法違反容疑で検察の捜査を受けている。
 
●民主統合党、文在寅氏を公認候補に選出(9月16日)

 最大野党の民主統合党は16日、京畿道高陽市で大統領選の公認(予備)選の結果を発表、文在寅・党常任顧問(59)を公認候補に選出した。
 4人で争われた公認選は、全国13カ所で投票を実施。この日は締めくくりとなるソウルでの投開票が行われた。文氏は全国合計で過半数の56.5%を獲得し、決選投票を経ずに選ばれた。
 受諾演説で文氏は「平和と共存の扉を開く」「就任初年に南北首脳会談を推進する」と述べ、南北関係改善への意欲を示した。
 
●安哲秀氏、出馬を表明(9月19日)

大統領選に向けて動向が注目されていた安哲秀ソウル大院教授(50)は19日、ソウル市内で記者会見し、出馬を表明した。
安氏はこれまで「正義・福祉・平和」をキーワードに公正・平等な社会の実現を訴えてきた。会見では具体的な政策について「選挙の過程で話す」と述べるにとどまった。
 
●統合進歩党、集団離党を経て党正常化へ(9月16日)

 総選挙後5カ月近く続いてきた統合進歩党の内紛が、いわゆる新党権派の集団離党により、収束しつつある。
新党権派が構成していた「進歩政治革新の集い」は16日、「新進歩政党推進会議」へと改編した。
旧党権派は16日、臨時党大会を開き、姜炳基氏を委員長とする非常対策委員会を構成した。以後、党の正常化を進め、大統領選挙に備えるとしている。

 

◆すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース 9月10日号 第9号
●セヌリ党朴槿恵候補、李明博大統領と会談(9月2日)

 与党セヌリ党の大統領選挙公認候補の朴槿恵元代表が9月2日、大統領府を訪問し李明博大統領と会談した。両氏の会談は、昨年12月、金正日総書記の死去直後に対応策を協議して以来。同党の報道担当によると、会談は1時間半余りに及び、両氏は台風被害の復旧や国民生活の安定などについて幅広く意見交換したという。今回の会談は朴氏側の要請で実現した。野党側との接戦が予想される中、党内の結束を強め、支持基盤の保守層の結束を固めたい思惑があるのではと、メディアは伝えている。
 
●民主統合党公認選挙、文在寅候補がトップ(9月6日)

最大野党の民主統合党は8月25日、大統領選挙候補を決定する公認選挙を開始した。済州を皮切りに全国13地域で実施される投票の結果を集計し決定する。過半数を得る候補がいなければ、1、2位で9月23日に決戦投票をする。候補は文在寅常任顧問、孫鶴圭元代表、金斗官前慶尚南道知事、丁世均常任顧問の4人。文候補が6日、光州・全羅南道でも1位を獲得、8連勝しトップを維持している。
 
●進歩陣営、労働者・民衆候補の擁立を提案(9月5日)

 統合進歩党の混乱事態が続く中、進歩陣営内で民衆候補を擁立しようとの動きが始まった。民主化のための全国教授協議会、全国教授労働組合、進歩勢力連帯のための教授研究者の集い、平和と統一を開く人々の代表らは9月5日、記者会見を通じ、労働者・民衆候補の擁立と、そのための円卓会議の開催を提案した。また、民主労総の新政治特別委員会も労働者・民衆候補について方針案をまとめているといわれている。

 

◆すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース 2012年8月21日 第8号
●セヌリ党、朴槿恵元代表を大統領選の党公認候補に決定(8月20日)

 与党セヌリ党は8月20日、京畿道一山で党大会を開き公認選挙の結果を発表、朴槿恵元代表を大統領選の公認候補に決定した。
 公認選挙には朴氏のほか、金文洙京畿道知事、任太煕元大統領室長、金台鎬元慶尚南道知事、安相洙元仁川市長の4人が立候補したが、朴氏が得票率84%で圧勝した。
 朴氏の選出について民主統合党(報道担当)は、「朴候補の歴史認識、国政遂行能力、資質、道徳性に対する国民の検証がこれから始まる」とコメントした。
 
●統合進歩党、中央委員会開催へ(8月16日)

統合進歩党は8月16日に最高委員会会議を開き、22日に国会憲政記念館で第2回中央委員会を開くことを決定した。議案は「党事態を解決するための対策について」。事態解決の方策を各グループ別に提示し、討論する。結果をもとに第3回中央委員会を9月2日ごろに開催するとしている。第1回中央委員会(7月25日)は議題が調整できず停会した。
いわゆる旧党権派と新党権派との対立が続く中で開かれる中央委員会が、どのような展開となるのか関心が集まっていると、メディアは伝えている。

◆すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース 2012年8月10日 第7号
●朴槿恵候補の側近に金銭授受疑惑(8月6日)

報道によると、セヌリ党の朴槿恵元代表の側近に、金銭授受疑惑が浮上し、混乱が広がっている。疑惑は、4月の総選挙において比例代表で当選した玄永姫議員が公認を得るために、公認を決める委員だった朴氏の側近に3億ウォン(約2100万円)を渡したなどというもの。総選挙は、朴氏が党トップの「非常対策委員長」として指揮を執った。8月2日、検察は捜査を始めた。
 大統領選挙に出馬表明している金文洙京畿道知事、任太煕元大統領室長、金台鎬元慶尚南道知事、安相洙元仁川市長の4人は3日、「事件は特定の人物(朴氏)に権力が集中した結果だ」として公認過程の検証や黄祐呂代表の引責辞任などを求め、安氏を除く3人は一時、公認選への参加中断を表明した。
 疑惑が本当なら朴氏への打撃は大きいとメディアは伝えている。
 
●統合進歩党、内紛事態が続く(8月7日)

7月26日に開かれた統合進歩党の議員総会で、李石基、金在妍議員の除名案が票決の結果、過半数に至らず否決された。除名を求めていた沈サンジョン院内代表らは総辞退した。
姜基甲代表は6日、「進歩政治再建の道は新しい大衆進歩政党の建設だ」「そのために党の発展的解消を含めた多様な道を模索する」と述べたが、具体的なロードマップなどには言及しなかった。これに対して李相奎議員は「代表に党破壊の権限はなく、発言は規約違反であり、きわめて遺憾だ」「議員総会の決定を受容しないということにほかならない」とし、「大統領選挙を前に団結こそすれ、分裂してはならない」と強調した。
7月25日に議題整理ができないまま停会となった中央委員会は、8月中旬に開かれる予定だ。

◆すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース 2012年7月25日 第6号

●セヌリ党と民主統合党、大統領選挙に向けた党内公認選挙の候補者が出揃う

セヌリ党では任太熙元大統領室長、朴槿恵元代表、金台鎬元慶尚南道知事、安相洙元仁川市長、金文洙京畿道知事の5人(記号順)が党内公認選挙に立候補した。決定は8月20日。

 民主統合党では孫鶴圭常任顧問、趙慶泰議員、文在寅常任顧問、朴ジュニョン全羅南道知事、金正吉前議員、金斗官前慶尚南道知事、金栄煥議員、丁世均常任顧問の8人(記号順)が立候補した。予備選挙(7月29、30日)で5人にしぼり、本選挙を8月25日から9月16日まで実施し、過半数の得票者がいなければ上位2人の決選投票を9月23日におこなう。党候補が確定すれば、統合進歩党の候補や自著の出版(19日)で事実上の出馬意思を明らかにした安哲秀ソウル大院教授との間で、候補一本化作業に臨むことになるだろうとメディアは伝えている。

 ●統合進歩党、新代表に姜基甲非常対策委員会委員長を選出

統合進歩党は7月15日、執行部選挙結果を発表した。新代表には20861票(得票率55.86%)を得た姜基甲候補が選出された。姜炳基候補は16481票(同44.14%)。定数5人の最高委員には6人が立候補し、千晧宣、李恵嬋、柳仙姫、李貞味、閔丙烈氏(得票数の多い順)が確定した。メディアは、千晧宣、李貞味の二氏が「刷新・革新(新党権)」派、李恵嬋、柳仙姫の二氏が「統合・団結(旧党権)」派、閔丙烈氏は中立だと報じている。同党は25日に中央委員会を開き、新執行部の体制を固めるとしている。


◆すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース 2012年7月10日 第5号
●セヌリ党と民主統合党、党内公認選挙日程ほぼ固まる

セヌリ党は6月25日に最高委員会議を開き、大統領選挙の党公認候補を8月19日の投票を経て20日の党大会で決定することを決めた。ただ公認選挙(予備選挙)の方式をめぐり、朴槿恵元党代表側は党員と一般の票を半分ずつ考慮する現行方式を主張、一方、「非朴」の金文洙京畿道知事、鄭夢準元党代表、李在五前特命相は一般有権者が自由に参加できる方式を要求している。
 民主統合党は7月25日ごろまでに公認選挙の規定を確定、8月10日から45日間の全国巡回投票を行い、9月25日ごろに候補を決定することにした。李海?代表は6月28日、安哲秀ソウル大院教授に公認選挙への参加も可能だとして、公式対話チャンネルを設けることを提案したと明らかにした。現在、孫鶴圭元党代表、文在寅党常任顧問、金斗官前慶尚南道知事らが立候補表明している。
 
●統合進歩党、執行部選挙の日程変更

6月26日から始まった統合進歩党の執行部選挙の投票が27日未明、オンライン(インターネット)投票システムの障害で中断した。翌日開かれた臨時全国運営委員会で早期再投票が確認され、その後、7月9〜14日の再投票日程が発表された。党中央選挙管理委員長は引責辞任した。

◆すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース 2012年6月25日 第4号
●民主統合党、大統領選の有力候補が相次いで出馬表明

 最大野党の民主統合党では、元代表の孫鶴圭氏が14日に大統領選への立候補を宣言した。孫氏は南
北問題について「(現政権の北朝鮮に対する)孤立、圧迫政策は失敗した」とし、対話路線を展開すべきだと強調した。

 17日には故盧武鉉前大統領の側近であった文在寅氏が立候補を宣言した。文氏は6・15共同宣言
と10・4宣言を履行する考えを表明。定期的な南北首脳会談の必要性も強調し、強硬路線をとる李明博政権を「南北関係を破たんさせた」と批判した。

 出馬に意欲を示す慶尚南道の現職知事の金斗官氏は、7月に正式に表明するとみられている。
 
統合進歩党、執行部選挙の立候補者が出そろう

 25〜29日に実施される統合進歩党の執行部選挙の候補登録が18日に締め切られた。代表選は刷
新を求める革新非常対策委員会(非対委)委員長の姜基甲氏と統合を主張する前最高委員で慶尚南道副知事の姜炳基氏の一騎打ちとなった。最高委員5人の枠には、刷新派4人(革新非対委委員の李貞味、閔丙烈、李弘祐氏と前報道担当の千皓宣氏)と統合派2人(党員非対委委員の柳仙姫氏と前最高委員の李恵嬋氏)、計6人が名乗りを上げた。

 なお、党員非対委は20日、指導部選挙に集中するために解散した。

 今回の選挙が、党内の内紛を解消し、政府・与党の思想攻撃を克服する契機となるのか、内外から注
目されている。
 

◆すぐわかる! 韓国大統領選挙ニュース 2012年6月10日 第3号
●民主統合党の新代表委員に李海?議員選出

 民主統合党は9日、京畿道高陽市内で臨時全国代議員大会を開き、李ヘチャン議員(元首相)を代表委員に選出した。選挙は代議員投票30%、党員・一般投票70%の配分で行われ、李候補が67,658票を獲得、66,187票の金ハンギル候補に辛勝した。3位は秋美愛候補で、出馬した8人のうち2位から6位までが最高委員となる。

 李新代表委員は代表受諾演説で、まず党内の団結を訴えながら、「朴槿恵セヌリ党のマッカーシズム(いわゆる「アカ狩り・反共攻撃」)に断固、対抗し闘う」と強調し、院内外で吹き荒れる「従北」キャンペーンに対決する姿勢を強調した。また「これから政権交代にむけた大長征が始まる。民主統合党を国民に希望を与える執権政党にする」「保守政権の再執権を阻止し、民主政府を樹立する」と述べ、政権交代への決意を明らかにした。

 内紛状態にある統合進歩党は革新非常対策委員会の李ジョンミ報道担当が、「李議員の代表委員当選を祝賀する」とし、「不変の強固な野党連帯で必ず政権交代を実現しよう」とエールを送った。


◆すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース 2012年5月25日 第2号
●セヌリ党、新代表に黄祐呂議員を選出

セヌリ党は15日に党大会を開き、新代表に朴槿恵元党代表に近い黄祐呂議員を選んだ。大会では執行部にあたる5人の最高委員を投票に世論調査を加味して選び、1位の黄氏が代表に、残る4人の最高委員も3人が朴氏系(いわゆる親朴系)となった。

●民主統合党、党大会に向けて各地で代議員投票を実施

民主統合党は6月9日に開く臨時全党大会で新執行部の代表と最高委員5人を選出する。現在、21日の釜山を皮切りに光州、大邱、大田、慶南、済州、忠北、江原、全北を巡回しながら各地で候補者の演説会と代議員投票が進行している。この結果に首都圏の代議員投票およびモバイル投票の結果を合算して決定する。代表・最高委員には李海?、金ハンギル、秋美愛議員ら8人が立候補している。

●統合進歩党、検察による弾圧を糾弾

検察は21〜22日にかけて統合進歩党と関連施設に捜索を強行し、党員らの反対と抵抗にもかかわらず、党員名簿やPCサーバーを強制的に押収していった。検察は比例候補選出予備選挙の「不正」調査のためとしている。これに対して、同党は許されない政治弾圧だとして最高検察庁と法務部に抗議した。民主統合党は「検察の政党活動への介入を容認できない」と表明し、参与連帯と韓国進歩連帯などは検察の捜索を非難、弾圧中止を求めた。

◆すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース 2012年5月10日 第1号
●非朴系候補者の出馬表明が続く

 大統領選挙候補者の予備登録が4月23日から開始されたことに伴い、与党・セヌリ党では非朴(朴槿恵委員長)系人士の出馬表明が続いている。韓国メディアは、非朴ラインを形成しながら予備選挙を経て非朴統一候補を擁立しようとする動きだと伝えている。

 4月22日に金文洙京畿道知事、29日に鄭夢準元代表、5月6日に安商守前仁川市長、8日に任太熙前大統領室長がそれぞれ公式に出馬表明し、李在五議員(元特任長官)も10日に表明する予定だ。

 彼らは出馬宣言やインタビューなどを通じて「朴委員長が大統領選挙に向けて一人独裁支配体制を強化している」(李議員)、「党内民主主義が失墜した」(鄭元代表)と朴委員長の党運営を批判するとともに、党内予備選挙を国民参与方式に変更するよう求めた。

 一方、いわゆる盧武鉉財団の理事長でもある民主統合党の文在寅議員は4月24日、故盧大統領の3周忌(5月23日)後に態度表明すると述べており、注目を集めている。

■ウリ選挙在日参与センター(ウリ参与センター)では<すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース>を原則10日と25日に無料でメール配信します。希望者はメールurisenkyo@urisenkyo.comへお申し込みください。
以上

◆すぐわかる!韓国選挙ニュース 2012年4月25日 第4号
●与党セヌリ党、2人離党で単独過半数から脱落
 
11日に実施された総選挙(定数300)で与党セヌリ党から出馬した当選者2人が、選挙後に浮上したスキャンダルで18日と20日に相次いで離党。セヌリ党の議席数は152から150となり、単独過半数の座から滑り落ちた。韓国メディアは激戦を制した朴槿恵・党非常対策委員長の指導力に「打撃」などと報じている。野党は5月30日に始まる第19代国会で2議員の辞職を求める方向。

釜山市沙下甲選挙区で初当選したものの、博士論文の盗作疑惑が取りざたされていた文大成・東亜大教授が20日、離党を表明した。

文氏は、選挙運動期間中に博士論文の盗作疑惑が浮上し、候補辞退を要求する声が党の内外から出ていたが、当選後も、盗作疑惑を否定し続けていた。

しかし大学側が20日に、予定を大幅に繰り上げて、盗作事実を認める予備調査の結果を発表したことから、急きょメディアへの報道資料を通じて離党を表明した。

18日には、慶尚北道浦項市南区鬱陵郡で初当選した金亨泰・元KBS記者が、性的暴行疑惑とからんで離党した。

◆すぐわかる!韓国選挙ニュース 2012年4月12日  第3号  
●第19代韓国国会議員選挙投開票結果
 
 4月11日に投開票された韓国の第19代国会議員総選挙は、投票率が54.3%(前回は46.1%)で、全300議席のうち、セヌリ党が152議席(地域区127、比例代表25、前議席数162)で過半数を占めて第1党に、民主統合党は第2党で127議席(地域区106、比例代表21、前議席数80)、第三党に躍り出た統合進歩党は13議席(地域区7、比例代表6、前議席数7)となった。それ以外は、自由先進党5議席(地域区3、比例代表2、前議席数14)、無所属3議席だった。

 民主統合党の比例代表では、70年に労働者の権利を求めて焼身抗議した故全泰壱氏の妹の全順玉氏(参与女性労働福祉の広場代表)と、89年にピョンヤンで開かれた世界青年学生祝典に全国大学生代表者協議会(全大協)代表として参加した林秀卿氏(放送委員会南北放送交流推進委員)が当選した。

 比例代表の政党別得票率は、セヌリ党42.8%、民主統合党36.45%、統合進歩党10.3%だった。

 在外選挙では、全世界の対象有権者数223万3193人のうち12万3571人が登録し、そのうち5万5397人が投票した。登録者数の投票率は44.83%で、日本での投票率は52.57%だったが、全有権者数での投票率は2.48%だった。

◆すぐわかる!韓国選挙ニュース 2012年3月25日  第2号
●各党の総選挙候補者が確定

 地域区(246議席)では、統合進歩党と民主統合党が選挙協力の合意により、3月17〜18日に一部を除く全国の選挙区で、候補者一本化のための予備選挙を行った。その結果、地域での合意で進歩新党候補者が選出された1か所を除いて、統合進歩党は11か所、民主統合党は57か所で統一候補を出すことになった。

 比例区(54議席)では、20人を立てた統合進歩党が障がい者、女性、青年の枠を考慮するとともに、労組や環境団体をはじめとする市民社会団体から幅広く選んだ。
 
 比例1位は全国女性農民会の尹グムスン前会長。同党の柳時敏共同代表は12位。1998年に韓国大学総学生会連合(韓総連)代表として訪朝し統一行事に参加した黄ソン氏(希望政治研究フォーラム代表)が15位。
 
 18位は元在日韓国人良心囚の康宗憲氏(韓国問題研究所代表)が入り注目を集めている。康候補は朝鮮半島の平和とともに、「韓日間の問題、在日同胞の問題を在日同胞の代表が国会に必ず登壇し、自らの声で解決しなければならない」と抱負を述べている。

 民主統合党は40人を立てた。
 
 1位は70年に労働者の権利を求めて焼身抗議した故全泰壱氏の妹の全順玉氏(参与女性労働福祉の広場代表)。同党の韓明淑代表が15位。
 89年にピョンヤンで開かれた世界青年学生祝典に全国大学生代表者協議会(全大協)代表として参加した林秀卿氏(放送委員会南北放送交流推進委員)が21位に入った。
 
 セヌリ党は46人で朴槿恵非常対策委委員長が11位。

 各党・候補者は22、23日の選挙管理委員会への候補者登録(公示)、選挙運動本部の結成を終え、29日から本格的な選挙運動に入る。投開票は4月11日、在外投票は28日から4月2日まで。
 

◆すぐわかる!韓国選挙ニュース 2012年3月10日 第1号

●統合進歩党、民主統合党が平和・統一公約を発表

 統合進歩党は3月1日、平和・統一公約として「平和な朝鮮半島のための3+1課題と15大公約」を発表した。3大課題として△2015年までに非核化・平和協定締結・朝米国交樹立の実現、2020年までに朝鮮半島の平和体制の実現△脱冷戦の朝米関係への転換と東アジアの平和・共栄共同体の建設△南北交流・協力の復元および南北経済協力公社の設立、国家保安法の廃棄、6・15、10・4宣言履行のための特別法の制定をあげた。+1課題として平和・統一副総理が統一・国防・外交政策を一貫して推進することをあげた。

 民主統合党も同日、「対北政策3大戦略と10大課題」を発表した。3大戦略として△朝鮮半島の平和体制の構築△北方経済時代の開幕△東アジアにおける協力外交の強化をあげた。10大課題として△6・15、10・4宣言の履行△平和協定の締結△6者協議の再開△5・24措置の撤回と金剛山観光の再開などをあげた。セヌリ党は平和・統一公約において6・15、10・4宣言に言及していないが、統合進歩党と民主統合党は両宣言の履行を明記しており、平和・統一に対する基本的な立場の違いが明らかになっている。また統合進歩党は南北の交流・協力の障害となっている国家保安法の廃棄も盛り込んでおり、注目される。

●野党連帯(野党選挙協力)が実現へ

 統合進歩党は、総選挙において保守対進歩・民主の一対一の構図のもとで勝利するために、民主統合党にいわゆる野党連帯を呼びかけて、2月17日に両党の交渉が始まった。しかし、双方の要求が調整できず、交渉は24日に決裂した。これに危機感を抱いた市民社会陣営は28日、3月3日と非常時局会議を開き、両党に交渉の再開と妥結を求めた。統合進歩党の李正姫共同代表は事態を打開するために3月2日、民主統合党の韓明淑代表に緊急トップ会談を申し入れた。その結果、両代表は6日に会談し、総選挙勝利のために野党連帯を実現することに合意し、10日には共同政策と候補者一本化について合意文が発表された。一本化については一部の地域を除いて全選挙区を野党連帯の対象とし、両党は野党連帯のために候補辞退(譲歩)地域を定め、それ以外の地域は原則17〜18日に世論調査方式で予備選挙を実施するとした。

 今回の合意により統合進歩党と民主統合党は、総選挙でセヌリ党を相手に共同闘争を繰り広げ、次期国会では共同課題に取り組むことになり、その成果が期待されている。


発行:在日韓国民主統一連合(韓統連)

〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町3-21相原ビル4F

電話03-3862-6881 ファクス03-3862-6882 メールchuo@korea-htr.org

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