韓国ニュース 最新号

『週刊韓国ニュース』第194号(2019.2.8)

※写真サイトは 『写真サイト 第194号』 からご覧ください。

●トランプ米大統領、2月27~28日にベトナムで第2回朝米首脳会談の開催を発表

トランプ米大統領は2月5日、上下両院合同会議で一般教書演説を通じ、「大胆な新外交の一環として、朝鮮半島の平和に向けた歴史的な奮闘を継続する」として、2回目の朝米首脳会談を27、28日の両日にベトナムで開催すると明らかにした。開催地はダナンが有力視されている。また、外交上の業績に触れながら、金正恩(キム・ジョンウン)委員長との関係は「良好なものだ」と改めて強調した。

6日には米国務省のビーガン対北担当特別代表がピョンヤンに到着、国務委員会所属の金赫哲(キム・ヒョクチョル)代表と首脳会談の議題や共同声明などについて協議する。

●金氏の事故死と関連し、政府与党が「危険の外注化」防止のための対策を発表

昨年の12月11日未明、非正規労働者の金ヨンギュン氏(当時24歳)が忠清南道の泰安火力発電所内のベルトコンベアーにはさまれ死亡し、「危険の外注化」との批判が集中した事件と関連し、韓国政府と与党「共に民主党」は2月5日、金氏が働いていた火力発電所の燃料・環境設備運転分野の労働者を公共機関で正規職として雇用するとともに、特別労働安全調査委員会などを構成し再発防止に努めると発表した。

また、遺族や市民対策委員会と元請け企業の間の付属合意書も発表された。合意書では、真相究明調査、日刊紙へ公式謝罪文の掲載、労働者の処遇改善、金氏の葬儀費用の負担などが含まれている。

市民対策委員会は同日、ソウル・光化門で記者会見を開き、9日に葬儀を行うと発表。金氏の母・金ミスク氏は「私の息子のような事件が起きないようにしなければならない」と語った。

●金福童ハルモニが逝去、民主女性会が追悼辞

日本軍性奴隷被害者の金福童ハルモニが1月28日、逝去した。享年92歳。14歳の時に日本軍性奴隷として戦場に連行され、22歳で故郷に戻った。1992年に被害者であることを公表、人生の最後まで日本政府に謝罪と賠償を要求する人権活動家として、多くの人びとから尊敬を集めた。

民主女性会(金知栄会長)は29日、追悼辞を送り、冥福を祈るとともに、故人がなしえなかった遺志を継ぐと誓った。追悼辞では、「ハルモニは私たちの英雄」だとし、「日本の蛮行を暴露し謝罪を要求する凛々(りり)しい姿は、多くの人々に感動と勇気を与えた」、また「朝鮮学校への支援、戦時性暴力被害者などのために、全財産を寄付された」とし、「自らのすべてをささげ、疎外された人たちのために、生涯を送られたハルモニの高貴な生はわが民族の誇りであり模範」だと言及した。

文在寅大統領も同日、葬儀場に弔問に訪れた。