韓国ニュース 最新号

『週刊韓国ニュース』第233号(2019.12.20)

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●41の市民社会団体が記者会見「在韓米軍駐留費の強圧的な増額要求を糾弾」

韓国進歩連帯、民主労総など41の市民社会団体は12月17日、2020年以降の在韓米軍駐留経費(いわゆる「思いやり予算」)の韓国側負担を決める第5回韓米協議が行われているソウル・韓国国防研究院前で、「米国の不法で強圧的な駐留経費の増額要求を糾弾する記者会見」を開き、約200人の市民が参加した。

韓国進歩連帯の朴錫運(パク・ソグン)共同常任代表は発言で、「米国は5倍以上を増額した6兆ウォン(約5,630億円)を要求し、圧力をかけている」と指摘し、「増額項目には、米国の覇権維持のための韓国域外項目もある。交渉中断が平和の出発点になる」と訴えた。

統一研究院が先月に発表した「国民意識調査」では、96.3%が駐留経費の増額に反対し、68.8%が駐韓米軍を縮小しても増額してはならないと答えた。

●文大統領、新首相候補に丁世均氏、新法相候補に秋美愛氏を指名

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は12月17日、丁世均(チョン・セギュン)前国会議長を国務総理候補者に指名した。

文大統領は指名理由について、「ともに暮らす国家」に必要なものは「統合と和合」「民生と経済」だとし、「丁候補者は経済に詳しく、対話と妥協を重視し、常に『傾聴の政治』を実践してきた」と指名理由をあげた。

全羅北道出身で当選6回の現職国会議員である丁候補者は、双竜グループ常務を経て、1995年に金大中(キム・デジュン)元大統領の誘いで政界へ。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時には産業資源相を務め、「開かれたウリ(わが)党」院内代表、民主党代表などを歴任した。李洛淵(イ・ナギョン)首相は退任後、来年4月の総選挙に出馬するとみられる。

これに先立ち、文大統領は5日、チョ国(チョ・グク)前法相の後任として、「共に民主党」の代表も務めた秋美愛(チュ・ミエ)国会議員を指名した。

両氏は国会聴聞会を経て就任する見通し。