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『週刊韓国ニュース』第206号(2019.5.17)

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●全斗煥氏が光州に入り「射殺命令」、光州抗争に関し軍関係者が証言

5・18光州民衆抗争の真相究明と関連し、特別記者会見「5・18は計画されたシナリオだった」が5月13日、ソウルの国会議員会館で開かれ、当時の軍関係者が証言した。

1980年の光州抗争当時、米陸軍の諜報部隊に所属し、40件の諜報を米国政府に報告したとする金(キム)ヨンジャン氏は「『北朝鮮軍介入説』は全斗煥氏がつくった虚偽であり、ねつ造」と断言した。金氏は、米国は当時、軍事偵察衛星で北朝鮮と光州を徹底して監視しており、「北朝鮮軍が米軍の最先端監視網をかいくぐり光州に入ることは不可能」と語り、米国に対しても「北朝鮮軍が介入した」という報告はしなかったと述べた。

さらに金氏は、「全斗煥氏は戒厳軍の発砲(1980年5月21日 午後1時)直前、光州にいた」と明らかにした。証言によると、全氏はヘリコプターで光州に入り、飛行団長室で現地の特戦司令官ら4人と会議を開催。「午後1時から道庁前で射殺が始まったことを考えると、全氏の訪問目的は『射殺命令』だった」と主張した。

●民間団体と統一相、対北食糧支援に向けた懇談会開く

文在寅(ムン・ジェイン)政権が対北食糧支援を表明したことを受け、民族和解協力汎国民協議会(民和協)・韓国宗教人平和会議(KCRP)などの民間・宗教団体と金錬鉄(キム・ヨンチョル)統一相は5月14日、ソウルの南北会談本部で対北食糧支援に関する懇談会を開いた。

民和協の金弘傑(キム・ホンゴル)常任代表議長は「南北・朝米間での協議が停滞している中でも民間交流を継続しなければならない」とした。参加者らは金統一相に対し、南から直接陸路で対北支援を行えるよう要請した。金統一相は「国民的な理解と支持が必要」とする一方、同胞愛と人道支援の観点から食糧支援を検討していると述べた。

懇談会に先立ち、民和協・KCRPなどの民間・宗教団体は記者会見を開きアピールを発表。「北側住民への食糧支援は平和と統一の未来を作る出発点」と訴え、市民に理解と協力を求めた。