韓国ニュース バックナンバー

『週刊韓国ニュース』第203号(2019.4.19)

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●文大統領、事実上の南北首脳会談提案

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は4月15日、大統領府で開かれた首席補佐官会議で「北側の都合に合わせ、場所や形式にこだわらず南北首脳会談を推進する」と述べた。

文大統領は先日の韓米首脳会談について、第2回朝米首脳会談以降の不確実性を取り除き、トップダウン方式の必要性を再確認する契機になったと評価。トランプ大統領が南北首脳会談の必要性と、南北米3者首脳会談開催の可能性を示したと明らかにした。

さらに、金正恩(キム・ジョンウン)委員長が12日の最高人民会議の演説で、朝鮮半島の非核化と平和構築に対する確固たる意志を改めて明らかにしたこと、第3回朝米首脳会談の開催に意欲を示したことを歓迎し、南北首脳会談を推進する環境が用意されたと強調した。

●釜山日本領事館前の「労働者像」設置場所のための「100人円卓会議」

韓国・釜山市が日本総領事館近くの歩道に置かれていた強制徴用労働者を象徴する「労働者像」を強制撤去した問題で、労働者像を設置した団体「積弊清算・社会大改革釜山運動本部」と釜山市は4月17日、労働者像を団体側に返還する内容が盛り込まれた合意文書を発表した。

合意文書によると、釜山市議会を推進機関とする「強制徴用労働者像建立のための釜山市民100人円卓会議」を設け、メーデーの5月1日前までに会議で決めた場所に労働者像を設置することにした。

釜山市は12日、行政代執行により労働者像を撤去し、同市内の「国立日帝強制動員歴史館」に移した。団体側は12日の強制撤去に抗議し、釜山市庁舎のロビーで座り込みを続けてきた。

●セウォル号惨事から5年、遺族ら「真相究明と責任者処罰は国民の命令」

セウォル号惨事から5年となる4月16日、京畿道安山市で4・16家族協議会、4・16財団が主管、教育省・行政安全省などが支援し「セウォル号惨事5周忌記憶式」が開かれた。

記憶式では、遺族でもある4・16セウォル号惨事家族協議会のチャン・フン運営委員長が追悼辞で「子どもたちは国民を救うべき国家に殺された。朴槿恵(パク・クネ)政権が殺した」と述べ、「惨事の真相究明は、責任者を全て処罰すべきという国民の要求であり命令だ」と強調した。

兪銀恵(ユ・ウネ)教育相は「セウォル号惨事の完全な真相究明を改めて約束する」と語った。

舞台には「記憶と真実」の象徴として黄色いリボンの造形物が設置され、会場には「安全な大韓民国の風」を意味する黄色い風車が設置された。