韓国ニュース バックナンバー

『週刊韓国ニュース』第177号(2018.9.28)

※写真サイトは http://minjoksibo.blogspot.jp/ からご覧ください。

●文在寅大統領が金正恩委員長との口頭合意を公開-金剛山の南側資産の凍結解除に合意

今年3回目の南北首脳会談をピョンヤンで行った文在寅(ムン・ジェイン)大統領は9月20日、ソウルで国民向け記者会見を行い、△近い時期に南北国会会談の開催△自治体間の交流活性化△金剛山の南側資産の凍結解除に同意△12月にソウルで開催される「大高麗展」に北側の文化財展示など、金正恩(キム・ジョンウン)委員長と交わした「口頭合意」を明らかにした。

金剛山の資産凍結解除について文大統領は、離散家族の常設面会所の設置のためのプロセスと説明し、金正恩委員長がこれに同意したと語った。これに伴い、「9月ピョンヤン共同宣言」に明記された離散家族再会事業と金剛山観光事業再開に向け準備が進められるとみられる。

●文在寅大統領、米国に「北の核廃棄」に相応する措置求める-米メディアのインタビュー

国連総会参加のために訪米中の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は9月25日、ニューヨークでフォックスニュースのインタビューを受け、非核化に関して「問題は北側が核廃棄措置を取る場合に、米側が相応する措置をどれぐらい速度を上げてできるかだ」と米側の相応措置を強調。その相応措置については「必ず制裁緩和を意味するということではない」とし、「多様な方式で現在の敵対関係を清算し、新しい朝米関係を樹立することができる」と述べた。

また終戦宣言の質問に対しては、トランプ大統領と十分に論議したとした上で、「第2回朝米首脳会談で論議されるだろう」と答えた。

さらに文大統領は、北側が非核化措置を継続するためには、「米国と国際社会が北側との敵対関係を終息させ、北側の安全保証をすることが必要だ」とし、「そのために停戦体制から平和体制へと転換しなければならない」と主張した。

●正義記憶財団が文大統領の「和解・癒し財団」解散意志を受け歓迎論評、民主女性会も声明

文在寅(ムン・ジェイン)大統領が9月25日にニューヨークで開かれた韓日首脳会談で、「和解・癒し財団」の解散意志を安倍首相に通知したことを受け、「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶財団」は26日に論評を発表した。

論評では、「被害者の金福童(キム・ボクトン)ハルモニ(おばあさん)や市民らが街頭で訴えてきた『和解・癒し財団』の解散を、政府が受け入れたものと評価する」と文大統領の発言を歓迎した。今後については△日本政府からの慰労金10億円の返還△被害者中心主義に基づく被害者の名誉と人権回復を訴えた。日本政府に対しては、国連の各種人権機構の勧告を受け入れ、被害者中心主義に基づく最終的な解決を求めた。

在日韓国民主女性会(金知栄会長)も同日に歓迎声明を発表した。