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『週刊韓国ニュース』第176号(2018.9.21)

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●文在寅大統領と金正恩委員長がピョンヤンで3回目の南北首脳会談開催-「9月ピョンヤン共同宣言」「南北軍事合意書」を採択、韓統連も歓迎声明

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)は9月18~20日にかけて、3回目の南北首脳会談をピョンヤンで開催した。

両首脳は会談を通じ、南北間の「実質的な不可侵・終戦宣言」と米国に対し「同時行動原則」求める、歴史的な「9月ピョンヤン共同宣言」と付属合意書の「南北軍事合意書」を採択した。これを受け、在日韓国民主統一連合(韓統連)は20日、同宣言を熱烈に支持する声明を発表した。以下に紹介する。

《声明 9月ピョンヤン共同宣言を熱烈に支持する!》

9月18日から3日間、ピョンヤンで文在寅大統領と金正恩国務委員長との第3回目となる南北首脳会談が開催された。19日には「9月ピョンヤン共同宣言」と「板門店宣言の軍事分野履行のための合意書」が発表された。

宣言の前文で両首脳は、4・27板門店宣言以降、南北の交流と協力および緊張緩和において立派な成果があったことを評価し、民族自主の原則を再確認し今後も平和と共同繁栄を持続的に発展させ、それが同胞の願いである統一に繋がるよう政策的に実現していくことを強調した。

宣言と合意書を通じて南北は、①敵対関係の解消と戦争防止策の徹底②民族経済の均衡発展③離散家族再会事業の強化④南北の多様な協力と交流の活性化⑤朝鮮半島の非核化促進について合意した。具体的には、軍事境界線の周辺での陸、海、空における軍事演習を中止すること、開城工団と金剛山観光を早期に再開すること、鉄道と道路を連結すること、離散家族の常設面会所を開所すること、10月にピョンヤン芸術団がソウル公演することなどについて合意した。国際的に最大の関心を集めた非核化問題に関して、北側は東倉里のエンジン試験場とミサイル発射台を関係専門家の立会いのもと永久に廃棄すること、さらに米国が、6・12朝米共同声明の精神に従い相応措置を取るなら、延辺の核施設の永久的廃棄など追加的な措置を継続して取る用意があることを表明した。

今回の合意は、南北間の実質的な不可侵・終戦宣言と言える。あわせて、南北共同で非核化措置を前進させ、同時行動の原則に基づいて米国に対して相応措置を取るよう説得していくことに合意したことも、非常に大きな成果だ。今回の合意を契機に、南北間で様々な分野での交流と協力が拡大することによって、祖国統一に向けた民族の一体感と団結はさらに強まるだろう。

われわれは「わが民族同士」の精神を発揮して、大きな成果を収めた南北両首脳に対して心からの敬意と感謝を表するとともに、9月ピョンヤン共同宣言を熱烈に支持し、宣言の内容が速やかに実現するよう全力を尽くすことを明らかにする。

南北首脳会談の結果を支持したトランプ大統領は、朝鮮半島の終戦宣言に早急に同意しなければならない。日本政府は南北関係の改善がよりいっそう進展したことを直視し、歴史清算を基本にした朝日国交正常化を急ぐべきだ。

ピョンヤンの15万観衆を前にして、文大統領は平和と統一の実現を強調した。年内にも歴史的な金委員長のソウル訪問が実現するだろう。今日、民族の霊山である白頭山の登山を、手を取り合って共にする両首脳の勇姿は、われわれに祖国と民族に対する限りない誇りと統一祖国実現の確信を抱かせる。

南北海外の8千万同胞よ!ともに平和、繁栄、統一の道へ力強くまい進しよう!

2018年9月20日
在日韓国民主統一連合