韓国ニュース バックナンバー

『週刊韓国ニュース』第175号(2018.9.14)

※写真サイトは http://minjoksibo.blogspot.jp/ からご覧ください。

●「軍事緊張の解消を」「米国は相応の措置を」文大統領が閣議で南北首脳会談と朝米関係を展望

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は9月11日の閣議で、18~20日にピョンヤンで開かれる南北首脳会談について、「南北、朝米の軍事緊張と敵対関係の解消に努力を傾ける」「朝鮮半島の完全な非核化と平和体制構築のための決定的な契機にしたい」と述べ、新たな宣言発表よりも緊張緩和に関する軍事的合意が成されることを示唆した。また、平和が保障されることで南北経済協力を本格的に推進すると語った。

さらに文大統領は、「朝鮮半島の完全な非核化は、朝米間の交渉で解決されるべき問題」としながらも、両者の仲裁役に意欲を示し、米国に対しては、「北の核廃棄」のために「相応の措置で条件を整える」ことを求めた。

●ソウルキョレハナが12時間キャンペーン「対北制裁解除!」「終戦宣言!」

「ウリキョレハナテギ(わが民族を1つに)ソウル本部」(ソウルキョレハナ)が9月8日、ソウル市内でピョンヤンでの南北首脳会談を歓迎し、対北制裁解除と、終戦宣言を求める市民キャンペーン「12時間行動」を展開した。

キャンペーンでは、板門店宣言や南北交流をテーマにした写真展、板門店宣言履行の障害になっている対北制裁を伝える企画展示の他、市民参加のクイズ大会、首脳会談歓迎の記念撮影コーナーなど、さまざまな企画が行われた。市民らは写真に見入りメッセージを書くなど、高い関心を示した。

ソウルキョレハナのクォン・スンヨン運営委員長は「ピョンヤンでの南北首脳会談に対する期待が高いことを確認できた」と述べ、今後もキャンペーンを継続するとしている。

●農民団体がコメ価格の引き上げ求めソウルで全国大会

全国農民会総連盟(全農)とカトリック農民会、「農民の道」など20余の農民団体は9月11日、ソウル汝矣島で「白南基(ペク・ナムギ)精神継承 文在寅(ムン・ジェイン)政権の農政糾弾 全国農民大会」を開催、ご飯一杯分にあたるコメの価格を現在の200ウォン(約20円)から300ウォン(約30円)に、1kg換算で3千ウォン(約300円)に引き上げて保証することなどを要求し、農業における積弊を清算しようとしない文政権を糾弾した。

また、パク・ヘンドク全農議長は農民の南北交流事業として、南側からトラクターで訪朝し、南北農民がともに農作業する計画を明らかにした。

大会後、参加者はトラクターを押し立てて国会前まで行進した。