韓国ニュース バックナンバー

『週刊韓国ニュース』第174号(2018.9.7)

※写真サイトは http://minjoksibo.blogspot.jp/ からご覧ください。

●南側特使団が訪朝、9月18~20日にピョンヤンで南北首脳会談の開催に合意

訪朝特使団長の鄭義溶(チョン・ウィヨン)大統領府国家安保室長が9月6日、前日の訪朝結果を発表した。特使団は金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)らと会談し、南北首脳会談の日程などに合意。鄭室長は金委員長に文在寅(ムン・ジェイン)大統領の親書を伝達した。

合意事項は次の4点。△18~20日までピョンヤンで首脳会談を開催する△金委員長は朝鮮半島の完全な非核化に対する確固とした意志と、南北・朝米間で緊密に協力していく意思を表明した△南北間の軍事緊張緩和のための対話を継続し、首脳会談を契機に相互信頼構築と武力衝突防止のための具体方案に合意する△南北共同連絡事務所を首脳会談前に開所する。

●南北鉄道共同点検、国連軍司令部が承認拒否

7両編成の南側の列車をソウル駅から北端の新義州まで運行し、京義線の北側鉄道区間(開城〜新義州)の状態を南北が共同点検するため、韓国政府が8月23日、関係者の訪朝と列車の搬出の計画を通知したが、国連軍司令部が「事前通知の期限を守らなかった」ことを理由に承認しなかったため中止となった。同司令部司令官は駐韓米軍司令官が兼務している。複数の韓国メディアが8月30日に報じた。

国連軍司令部は停戦協定上、軍事境界線の通過人員・物資に対する承認権を持っているが、実際は韓国軍への通知で軍事境界線の通過は承認されてきた。板門店宣言の履行を干渉する米国に対し、各界から「主権侵害」との批判が出ている。

●日本軍「慰安婦」被害者が「和解・癒し財団」の解散求め1人デモ

2015年の韓日「慰安婦」合意に基づき、日本政府が出資した10億円で韓国政府が設立した「和解・癒し財団」に関し、日本軍「慰安婦」被害者の金福童ハルモニ(キム・ポクトンおばあさん、92歳)が9月3日、同財団の解散を求め外交通商省前で1人デモを行った。

雨の中、車いすに座り雨具を着てプラカードを掲げた金ハルモニは、財団が日本からの10億円で運営されていることに触れ、「顔も知らない人らが私たちを売り飛ばし、給料をもらっている」「慰労金が欲しくて闘っているのではない」と述べ、政府に対し同財団の解散を要求した。

韓国挺身隊問題対策協議会などが参加し結成された正義記憶財団はこの日から9月末まで、財団の解散を求める1人デモを行うとしている。