韓国ニュース バックナンバー

『週刊韓国ニュース』第167号(2018.7.13)

●8月に南北労働者統一サッカー大会、ソウル開催は11年ぶり

民主労総は7月10日、報道資料を通じ「板門店宣言の履行のための南北労働者統一サッカー大会」を8月10~12日にソウルで開催すると発表した。同大会の開催は2015年にピョンヤンで開催して以来3年ぶり、ソウル開催は2007年以来11年ぶり。

報道資料では、主催は南側の民主労総と韓国労総、北側の朝鮮職業総同盟とし、北側代表団80人は西海(黄海)陸路を利用する。主な日程は△10日、晩さん会△11日、南北労働者3団体代表者会議、南北労働者統一サッカー大会(競技場は未定)△12日、歓送行事などを予定している。

両労総は現在、統一省やソウル市などと協議を進めており、今後は共同事務局を構成し6・15南側委員会など市民社会団体とも連携するとしている。

●戒厳令でキャンドル集会を武力鎮圧-軍の秘密計画が明らかに

「共に民主党」の李哲熙(イ・チョリ)議員と市民団体「軍人権センター」は7月6日、軍の機務司令部が昨年3月に作成した「戦時戒厳及び合同捜査業務遂行方案」を暴露した。これによれば、機務司令部は朴槿恵(パク・クネ)前大統領の弾劾が棄却された場合、「衛戍令発令から戒厳令宣布」を計画、衛戍令下で軍が暴行を受けたり鎮圧手段がなければ、デモ隊に発砲できるようにし、戒厳令発動後には軍が政府省庁・捜査機関を掌握し、メディアとSNSの統制まで策定した。キャンドル集会に象徴される朴大統領退陣運動の弾圧を露骨に狙ったものだ。

機務司令部は国防相直轄の捜査・情報機関だが、過去の軍事独裁時代から政権保衛の機構として悪名を轟かせてきた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日、独立捜査団を構成して迅速かつ公正に捜査するよう宋永武(ソン・ヨンム)国防相に指示した。

●女性従業員「企画脱北」事件、国連・北朝鮮人権報告官「意思に反する拉致なら犯罪」

2016年4月に中国の北朝鮮レストランの支配人と女性従業員らが「脱北」したとされる事件に関して、国連のキンタナ北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)人権特別報告官は7月10日、ソウルで記者会見し、「自分たちの意思に反して拉致されたとすれば犯罪とみなすべきだ」と語った。インターネットテレビ・JTBCは5月、支配人ホ・ガンイルに対するインタビューを報じた。報道によると、国家情報院(国情院)の諜報員だったホ氏が国情院の指示を受け、女性従業員らを「企画脱北」させた。

同報告官は訪韓期間中、女性従業員の何人かと面談したとし、「一部は、行き先も分からないまま韓国に来たと話した」と説明。韓国政府に対し、同事件に関する独立的な真相調査を徹底するよう求めた。