韓国ニュース バックナンバー

『週刊韓国ニュース』第162号(2018.6.8)

●南北高位級会談開催、板門店宣言の履行に向け分野別協議に合意

板門店宣言の履行のための北高位級会談が6月1日、板門店で開催され、合意事項が共同報道文を通じ発表された。会談には、南から趙明均(チョ・ミョンギュン)統一相を首席代表とする5人、北からは祖国平和統一委員会の李善権(リ・ソングォン)委員長を団長とする5人の代表団が出席した。

共同報道文によれば、14日に将官級軍事会談、18日に南北体育会談をそれぞれ板門店で、22日には離散家族再会のための南北赤十字会談を金剛山で開くことに合意。南北当局者が常駐する南北共同連絡事務所を開城工業団地内に早期に開設し、6・15民族共同行事に関しては文書交換方式で協議することにした。また、高位級会談を定期的に開催することにも合意した。

●韓米が軍事分野で「節制」を確認、朝鮮半島情勢を反映か

韓米国防当局は、朝鮮半島の非核化と平和定着へと向かう情勢を後押しするために、軍事分野において ロー・キー(low key、節制したレベル)を維持すると意見の一致をみた。

国防部当局者は6月3日、「韓米国防長官会談(2日、シンガポール)で、宋永武(ソン・ヨンム)国防長官がジェームス・マティス長官に、『朝米首脳会談を成功させるために、軍事分野はロー・キーで慎重に進めるのがよい』と提案、マティス長官も『100パーセント賛成』と応じた」と明らかにした。

こうした対応は、劇的に変化する朝鮮半島情勢を反映したものとみられるが、具体的に合同軍事演習の縮小・中止を意味するのかは不透明。国防省は「合同軍事演習は計画どおり実施するが、外部公開については自制するという意味」だとし、縮小・中止とは線を引いている。

●自由韓国党、旧党時からインターネットで世論操作

自由韓国党が前身のセヌリ党・ハンナラ党時代から、マクロ(フェイスブックなどのSNSでコメントや記事の評価を自動的に操作し拡散するソフト)を利用して世論操作していた実態が明らかになった。国内メディアが一斉に報じた。

報道によると、2004年から2012年までハンナラ党の職員だったA氏は、「2006年の地方選挙からマクロを活用して書き込みしたり、『いいね』を増やす操作をした」と暴露。2007年の第17代大統領選挙の時には、李明博(イ・ミョンバク)ハンナラ党候補の選挙対策本部サイバーチームに派遣され、マクロを活用して世論操作したと語った。

またセヌリ党時代には、2014年6月の地方選挙でSNS特別チームを構成。対立候補をおとしめるフェイクニュース(偽ニュース)を拡散した。